1/29 PTSD自己治療 人に話せるようになった
持続エクスポージャーPE療法をもとに、過去の性被害体験を一人で振り返って1年、PTSD症状の変化
・出来事や加害者について思い出すこと、を回避することがなくなった
・感情の麻痺が減った(事件への悲しみが出てくる)
・人に話すのが怖い、から、誰かに話を聞いてもらいたい、に変わった
・出来事を思い出した時の身体的反応(冷や汗、動悸)が減った
イライラや怒りの爆発については、やや増加した
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現在、ゲシュタルト療法エンプティチェアを元に、加害者への「怒り」に焦点を当て、言語化・整理中
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経験的に今後、日常的なイライラ・怒りは減っていくはず
#性被害者のその後
変化の続き
・実際に、被害の状況をネットのビデオ通話を利用し、初対面の相手(資格職)に対して話すことができた
(人に対して、口頭で話したのは初めて)
次は、性被害関係の相談員に電話で話してみようと思っている
(性被害によっての恐怖対象である女性を相手に)
2/1
性暴力被害者ワンストップ支援センターに初めて電話をかけた。昔の話でもいいか確認して、25分程話した。相談員さんは、穏やかな口調の年配女性のようで、恐怖度は低かった。(祖母には良い思い出があるので)
泣きながら話したら少し楽になった。「被害を人に話す」にようやくたどり着いたと感じた。
それにしても支援センターって、「相談員は全員女性だから安心してください」と太字で書いてあるところがほとんどで、私みたいに(加害者=女性)恐怖の人はレアケースなんだろうなと、改めて思った。
次回の電話予約も勧められて取った。通話料金だけで話を聞いてもらえるのはありがたいなと思う。
相談員さんが、「よく話してくれましたね。言葉に出すだけでも、違いますからね」と言っていた。
私は、
記憶の想起+文字・絵起こし+泣く(1年、100回以上、1人で)
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被害を自分1人で話して録音(数回)
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オンラインで初対面の人に話す
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初対面の女性相手に話す
相談までにこれだけのハードル
今日、ちょこっと泣いて涙を拭うところを3才の子供に見られてしまった。
話しかけられて、すぐに笑っておどけたら、笑ってたけど。
寝る前、
「目をこすったときは~、ねむいときだけじゃなくてー、なみだ、ながしたとき。まだまだ、あした、見つかるといいね。ふしぎ」
そう言って寝た。
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虐待や性被害者などの自助会って、PTSD治療のPE療法と似た効果があるんだろうな。
自助会は言いっぱなし、聞きっぱなしが基本。
つまり、自分の被害体験を話し、類似体験を聞くことで、記憶への恐怖心を克服していき、PTSD症状が軽減していくのだと思う。
私の場合、性被害の内容が少数派だったり、宗教2世の中でも宗教が少数派だったりして、「似たような経験をしてる」と思える人に出会うことがあまりない。少し寂しくもあるけど、少数派の人達に私の体験談も届くといいな。私はわずかな体験談でも「私だけじゃなかったんだ」にかなり助けられてきたから
2/10
今から性暴力についての取材を受ける
ドキドキしてるけど、「ばばんば ばんばんば びばびば♪」で乗り切りたい
このツイートを読んだ皆んなにも、ババンバの歌が頭から離れなくなる呪いをかけたい
2/11
先日、ワンストップ性暴力被害者センターで、2回目の電話相談をした。女性相談員は、前回とは違う若い女性の声で始めはとても緊張した。
でも、前回すでに聞いてもらっていたのもあり、今回も深めて、伝えることができた。泣いたら楽になってきた。少しずつ、少しずつ。痛みに向き合う。
その翌日、性暴力の取材を受けた。男性の方も選べたけれど、あえて女性の方でお願いしていた。オンラインで、2時間、顔を合わせて話をさせてもらった。最初はやはり女性への恐怖心から、顔をまともに見られず、視線を外しながら性被害体験談を話したけど、最後の方は目を見て話すことができた。
私は行動療法にて、スモールステップで(恐怖を感じるものへの)刺激に自分を晒す(エクスポージャーと呼ばれる)を、10年程前からやってきていて、その効果を実感しつつ、ここまで来たのだな、と思うと感慨深い。次回は、実際に会って話すかもしれない。少しずつ、少しずつ。らせん階段を登るように。