2022.1/29 PTSD自己回復 人に話せるようになった | 自分を育てる方法を考え動いてみた。

自分を育てる方法を考え動いてみた。

宗教二世・機能不全家庭で育ち、20才頃パニック障害、ひきこもり。精神障害2級×5年で認知行動療法(行動療法より)を受ける。回復してから11年経過。「成人してからの環境や性格は、自分で決める」

1/29 PTSD自己治療 人に話せるようになった


持続エクスポージャーPE療法をもとに、過去の性被害体験を一人で振り返って1年、PTSD症状の変化


・出来事や加害者について思い出すこと、を回避することがなくなった

・感情の麻痺が減った(事件への悲しみが出てくる)

・人に話すのが怖い、から、誰かに話を聞いてもらいたい、に変わった


・出来事を思い出した時の身体的反応(冷や汗、動悸)が減った


イライラや怒りの爆発については、やや増加した

現在、ゲシュタルト療法エンプティチェアを元に、加害者への「怒り」に焦点を当て、言語化・整理中

経験的に今後、日常的なイライラ・怒りは減っていくはず


#性被害者のその後



変化の続き


・実際に、被害の状況をネットのビデオ通話を利用し、初対面の相手(資格職)に対して話すことができた

(人に対して、口頭で話したのは初めて)


次は、性被害関係の相談員に電話で話してみようと思っている

(性被害によっての恐怖対象である女性を相手に)



2/1


性暴力被害者ワンストップ支援センターに初めて電話をかけた。昔の話でもいいか確認して、25分程話した。相談員さんは、穏やかな口調の年配女性のようで、恐怖度は低かった。(祖母には良い思い出があるので)

泣きながら話したら少し楽になった。「被害を人に話す」にようやくたどり着いたと感じた。


それにしても支援センターって、「相談員は全員女性だから安心してください」と太字で書いてあるところがほとんどで、私みたいに(加害者=女性)恐怖の人はレアケースなんだろうなと、改めて思った。


次回の電話予約も勧められて取った。通話料金だけで話を聞いてもらえるのはありがたいなと思う。



相談員さんが、「よく話してくれましたね。言葉に出すだけでも、違いますからね」と言っていた。

私は、

記憶の想起+文字・絵起こし+泣く(1年、100回以上、1人で)

被害を自分1人で話して録音(数回)

オンラインで初対面の人に話す

初対面の女性相手に話す


相談までにこれだけのハードル



今日、ちょこっと泣いて涙を拭うところを3才の子供に見られてしまった。

話しかけられて、すぐに笑っておどけたら、笑ってたけど。


寝る前、

「目をこすったときは~、ねむいときだけじゃなくてー、なみだ、ながしたとき。まだまだ、あした、見つかるといいね。ふしぎ」


そう言って寝た。



2/4


虐待や性被害者などの自助会って、PTSD治療のPE療法と似た効果があるんだろうな。

自助会は言いっぱなし、聞きっぱなしが基本。

つまり、自分の被害体験を話し、類似体験を聞くことで、記憶への恐怖心を克服していき、PTSD症状が軽減していくのだと思う。


私の場合、性被害の内容が少数派だったり、宗教2世の中でも宗教が少数派だったりして、「似たような経験をしてる」と思える人に出会うことがあまりない。少し寂しくもあるけど、少数派の人達に私の体験談も届くといいな。私はわずかな体験談でも「私だけじゃなかったんだ」にかなり助けられてきたから



2/10


今から性暴力についての取材を受ける


ドキドキしてるけど、「ばばんば ばんばんば びばびば♪」で乗り切りたい


このツイートを読んだ皆んなにも、ババンバの歌が頭から離れなくなる呪いをかけたい


2/11

先日、ワンストップ性暴力被害者センターで、2回目の電話相談をした。女性相談員は、前回とは違う若い女性の声で始めはとても緊張した。

でも、前回すでに聞いてもらっていたのもあり、今回も深めて、伝えることができた。泣いたら楽になってきた。少しずつ、少しずつ。痛みに向き合う。



その翌日、性暴力の取材を受けた。男性の方も選べたけれど、あえて女性の方でお願いしていた。オンラインで、2時間、顔を合わせて話をさせてもらった。最初はやはり女性への恐怖心から、顔をまともに見られず、視線を外しながら性被害体験談を話したけど、最後の方は目を見て話すことができた。



私は行動療法にて、スモールステップで(恐怖を感じるものへの)刺激に自分を晒す(エクスポージャーと呼ばれる)を、10年程前からやってきていて、その効果を実感しつつ、ここまで来たのだな、と思うと感慨深い。次回は、実際に会って話すかもしれない。少しずつ、少しずつ。らせん階段を登るように。