全文読んだ。
彼女が死なないために、出来ること。きっとあったと思う。分岐点は、たくさんあった。でも、周囲の誰も気づかない、気づいた時には重い症状、周囲は対処する方法を知らない、事の緊急性が分からず、必死にならない。
加害者達は、自分のした事の重さに耐えかねて、責任転嫁や「大したことはしてなかった」と自分に言い聞かせている。
彼女、辛かったよね。
彼女は大勢からのいじめに遭い、十分な助けを誰からも得られず亡くなってしまった。
刺されるような苦しみ、何度も何度も。たとえ、いじめをする相手が目の前からいなくなっても、被害者はずっと、今起きているかのように、刺され続けるんだよね。
自分の手も、加害者と重ねるかのように、自分を刺すようになってしまう。
そして助けは、こなかった。
死んだ方が楽だなんて、そんな悲しいことはない。でも、彼女が今、楽になってるといいな。
本当に、心からそう願うよ。