よく、精神を病んだ人は、抑圧された感情がある。という。
私にもあった、と思う。私の抑圧された感情は、私を苦しめ続け死に追いやった人達を抹消したがっていた。その感情に気づくのには、劇的なきっかけがあった。きっかけをくれた人には感謝している。
私は頭の中で、何度彼らを抹消したか分からない。
重度のうつ、私の中で熟成された憎しみ。
私を苦しめてきたもの。
頭の中で抹消し続けた後、私はようやく自分を見つけ出したと思う。
これは、戦争に近い。捕虜となって囚われ虐待されていた私を助ける戦争だ。
綺麗事は人を救わない。
人は究極的に追い詰められたら、自分を殺すか、相手を殺すか。どちらかしかない、私はそう思っている。
私は「頭の中で」やっただけ、自己完結していただけ、偉いんじゃないかと思う。誰にも迷惑をかけてないからね。
背骨折られながら、怒りを感じない方が、おかしいのだ。怒りも、大切な感情。生きていくために。
自分を助けて初めて、私は憎んだ人達を、ほんの少し、許容することができた。許す、とまでは言わない。理解はできる、程度。
私は自分を助けることができた。
だけども、私を苦しめた人達は、自分を助けることができずに、私を虐げたのだ。
抑圧した怒りは、他者に向けられやすい。
本人の自覚なしにね。
そして、その方法しか「知らない」。
私はもし、頭の中で彼らを抹消しなかったら、許容することも出来なかっただろう。
ある一部の和解したともいえる人達、彼らの幸せを、願うことも、なかっただろう。
追記。
逆に、私がもし誰かに憎まれていて、その人が怒りを発露できず苦しんでいるのだとしたら、
私のこと、頭の中でジャンジャン抹消してください。と思います 笑
(あ、頭の中だけ、ノートの上だけで、お願いしますよ…^^;)
怒りは、出来るだけ早いうちに、消化した方が、体にイイですよ!
思春期の子供だって、「親を◯す夢」は吉夢ですからね。囚われの身から、自立の一歩です(^^)