トラカリコン!

「虎・借り・コン!」。虎の威を借りた狐。虎の威を借りて吠える狐が私…。虎が何であるかは、本人にもわからない。

青年局懇親会・世耕議員クッキー缶・国会議員の浮気<「騒がなくていいこと」(3)>

2024-03-13 15:26:01 | アベスガ政治の仕上げ中

<「騒がなくていいこと」(2)>で妄想した、自民党大臣級国会議員の後援者のイメージにぴったりな実例が・・・

 


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https://yorozuyajiro.hatenablog.jp/entry/2023/11/30/090000

よろずやジロー~宮本次朗【プレカットの宮本工業グループ相談役】のブログ
2023-11-30 彼が未来に見据えるものは

(・・・)場所は帝国ホテルの鉄板焼『嘉門』。5人で座れる個室カウンターに二人きり。(・・・)
 世耕さんとは、彼が3選出馬する際、和歌山木材協同組合の理事長として推薦状をお渡ししてからのお付き合い。参院幹事長としてSPが付くようになる前は、大人数でわいわい会食することもよくありました。ですから、今回の会食も久しぶりとはいえざっくばらん。ちょうど話題になっていた、国会での世耕さんによる総理批判質問について直球で尋ねると、真意をそれこそざっくばらんに語ってくれました。どんな答えだったかは記しませんが、私からは「相手の立場を尊重した質問を。自分の納得は相手の不満ともいいますよ」と、これまた直球な意見を申し述べた次第です。
 お酒がハイボールから赤ワインへと進むにつれ、私の直球は剛球に。「衆院への鞍替えはするのか?」「参院議員のままでの総裁選出馬は?」「それとも参議院のドンになる?」など、政治記者というより週刊誌の記者顔負けの質問を繰り出してみました。(・・・)
 会食の終盤、私は「冗談はさておき」と、先ほどからの下世話な質問ではなく日頃感じていることを伝えることにしました。簡単にまとめると、日本を良くしたいとの姿勢は伝わるが、その原点に和歌山への思いを滲ませてほしい。その意味でおじいさん(弘一氏)、おじさん(政隆氏)は立派だった。そんなことを生意気にも申し上げました。世耕さんはいつも通り、静かに頷きながら聞いてくれました。
(・・・)私は世耕さんからもらった『村上開新堂』のクッキー缶を片手に銀座のクラブに立ち寄りました。「一緒に食べよか。」私のことばに、ホステスのみんなからは今まで聞いたことのないような歓声が。不思議がる私に彼女たちは「このクッキー缶、予約で1年待ちはざらなんですよ。」と教えてくれたのでした。
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世耕議員の後援者のブログです。妄想を書いたのにわりと当たってた。

 

 

会員から紹介された人(@「モーニングショ」)が予約して1年後にやっと買えるクッキー! そんなクッキーがあろうとは、想像したこともなかった。
ところで、半裸の女性ダンサーに接触しチップを渡した(@自民党青年局近畿ブロック)懇親会の企画者川畑哲哉和県会議員。検索したら、世耕議員の元秘書だとか。

世耕議員は、森元首相を含む安倍派で「遊び上手」や「接待上手」という評価を受けていそうだ。バブル期の、高額だったり性的だったりな「遊び」(「日本人ビジネスマン」が「アジア買春ツアー」に公然と繰り出していた)や接待が行われていた時代に若手として幹事みたいなことをやっていた人達と同年代では。
もちろん、業界ごとに交際費の状況は異なっていた。が、世耕議員が勤めていた当時のNTTは株式公開直後だったと思う。ものすごく景気が良かったんじゃないかなあ。

「民間企業による官僚接待」や「官官接待」は知ってたけど。自民党議員は「政政接待」も盛んみたいだから。世耕議員の手腕は頼りにされているだろう。

(宮本氏のブログは、自民党の実態がわかったということだけでなく、価値があるブログだ。現代日本のオーラル・ヒストリーって感じ)

 

 


自民党議員の政治資金について「政治には金がかかる」という言葉がよく使われるが。自民党では、多くの場合、政治家や後援者の生活水準が高いからなのでは。

 


世耕議員とクッキーを贈られた宮本氏とって、安全性確保や人払いが必要だった。だから、会食場所が都内高級ホテルレストランの個室、というのはわかる。しかし、そこらの野党国会議員が後援会の人と同じ条件で会食するとして、同じようなレストランを選ぶだろうか。「なぜ君は総理大臣になれないのか」では、小川議員(立民党)か支援者の自宅に集まっている場面を見たような。

世耕議員は、与党幹部・大臣も経験した人だ。なので、警備体制などが「その辺の野党の国会議員」とは違うのかもしれない。
そういうことなら、ずっと与党であり続ける(であろう)自民党には、警備の都合で会食場所は高級レストランなどを使い続けるしかない政治家が増えていく。その結果、自民党国会議員は「政治には金がかかる」という状態であり続けるのではないか?

 

さらに、自民党には世襲議員が多いし、政策というか政治手法的に財界と深い関係にある。なので、だいたいが裕福な人の金銭感覚で暮らしているのだと思う。議員になった時点で裕福でなければ、政治資金制度(相続税を含めて税で優遇されている)や裏金で資産形成できる。そういう仕組みになっていてもおかしくない。
だって、都内高級ホテルのレストランでの個室でのおごりに対するほどの高級クッキーを用意していかなければならない・・・という生活が待っているんだもの。

(私には贈収賄の判定法がわからないなあ・・・
それと、宮本氏は自分のお金で払ったと思うが。小泉法相が「小泉龍司後援会」の資金で後援会の人と会食することはないのだろうか。会議費に上限がなければ問題はないんだろう。
民間企業感覚が抜けていないので、頭の中でいくつか変換しないとついていけない世界だ)

 

お金で何でも買えるわけじゃないけど、お金がないと始まらない生活もあるもんね。
特別職公務員として生活が保証されるだけでは足りない。自民党が作り上げてしまった国政はたぶんそうなのだ。国家財政や平均賃金などがどうあれ、国会議員の報酬は上がっていくのが自然なのだ。

 

昭和の頃の経済成長はこんな感じだったのかな。
ごくごく限られた人しか食べられなかった高級クッキー。それを買える収入を得る人・それを贈れる企業などの増加(「自分は買えないけど営業部ならつてがあるよ」)からの「一見さん」脱出。
そうやって、「ごく一部の人達だけの贅沢」がより多くの人達にも味わえるようになる。

自民党国会議員などは、個人的に当時の日本のあり方を再現し続けていられる人達なのだろう。なんとなく時代遅れで的外れな政策や発言が続くのは、そのせいもあるのではないか。
ヒトの脳には限界がある。

 

 


・・・以上、今朝の「モーニングショー」を見て、書いている。

なので、立民の梅谷議員が地元の祭りに日本酒持参で参加した件についての立民党の調査・処分が報道されていないのでは、という田崎氏の問いかけも聞いた。

組織性・人数・歴史の長さ・影響力で大きく勝る裏金事件との比較で言っているわけではないよね。青年局懇親会・世耕議員クッキー缶・国会議員の浮気が報道されていることとのバランスを問いたいんでしょう?


・ 青年局懇親会・・・あんなことやってるんだ、という驚き。当時の自民党の状況への無頓着さ。そして「多様性」とか「記憶はない」云々の説明が示す自民党国会議員のレベルの低さ。
・ 世耕議員クッキー缶・・・国会議員と後援者の間柄の実例。
・ 国会議員の浮気・・・「裏金事件国会の最中なのに」なのか「裏金事件国会というストレスから」なのかわからないけど。危機の時の反応でその人の素質みたいなものはわかる。ああいう人は珍しくないと思う。

・・・という理由から、私は梅谷議員の件の続報(「モーニングショー」では第1報はしてた)をせずに(毎日見ているわけではないのでわからないけど)上の3件を扱った番組の構成に不満はない。
ただ。大谷翔平報道に使う時間を少なくとも30秒ほど削って梅谷議員のことを扱う姿勢を望んではいる。


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