お子様のことばのご心配がありましたら、
初回カウンセリングにてご相談ください。
2024年度は、保健センター、療育センター、特別支援学校、幼稚園や保育園の巡回指導を、非常勤で行っています。
息子が幼稚園に入る一年前、
滲出性中耳炎になりました。
両耳ともです。
滲出性中耳炎は痛みがないので、
親が気づくことは難しいです。
うちの場合は、
鼻水がひどくて耳鼻科にかかり、
耳も診てもらうことになったんです。
目視では分かりにくかったようで、
鼓膜の動きをみる検査をしました。
私も昔、療育センターで働いていた頃、
この検査を子ども達にやったことがあります。
なので結果を聞くまでもなく、
鼓膜、動いてないなぁ
滲出性中耳炎だわ…
滲出性中耳炎に罹患すると、
低音部の聴こえが悪くなりますし、
そのまま放っておくと悪化して
大変な事態にもなりかねません。
治療するしかありません。
最初の耳鼻科は
投薬治療が中心でした。
私は小さい我が子に、
長期間抗生剤を使うことに
抵抗がありました。
どうしようか悩んでいたら、
近所の方が
「うちの子は、◯◯耳鼻科で
薬を使わずに治したよ!」
と教えてくれたのでそこに変えました。
基本は、通気治療です。
隔週で通いました。
うちの子の中耳炎は
良くなったり悪くなったりを繰り返して、
約1年通いましたが、
なかなか完治しません。
幼稚園が始まると
通院の負担も大きくなるため、
鼓膜にチューブを入れることにしました。
全身麻酔のオペになるため、
近くの大きい病院に入院。
ついでに、
アデノイドもとってしまう処置もして、
4、5日で退院しました。
その後は通院する必要ありません。
中耳炎が酷い時は
テレビの音を大きくしたがったのですが、
術後はそれも無くなりました。
長い中耳炎治療から
やっと解放された!
…と思いきや、
これで終わりではなかったのです
長くなるので
続きはまた次回
ことばの相談室【結】
言語聴覚士・公認心理師
木村寿代