朝、通勤していると、ダイエットでジョギングを始めたんだろうなぁと思しき人が、まだ使いこんでなさそうなキレイなジャージに着られて走っているのを見ます。
友人にもダイエットしている者がおりますが、一度付いた脂肪を落とすというのは本当に大変らしいですね。
私の勝手なイメージですが、脂肪が付く時を例えると、バスや電車を乗り継いで行くような遠い山奥の倉庫に荷物を閉まっちゃうような状態で、一度そこに置いたらなかなかアクセスできない、みたいな感じだと思うのです。
「またあの山奥に荷物取りに行かなアカンのかぁ…」がダイエットな気がします。
無酸素運動だと糖質のみを消費しますし、有酸素運動は糖質を使った後に脂質が分解されるわけで「脂質を使いたいのになかなか脂質が減らない…」というジレンマがあると思います。
糖質を使って(バスや電車を乗り継いで)ようやく脂質(しまった荷物)にアクセスできるわけですね。比喩として正しいかはさておき…
とにかく、1日に摂ったカロリーが1日に必要なカロリーを下回っていれば、物理法則を無視して脂肪が蓄積するわけもないんです。でもそこが難しいんですよね。
人によって一日に必要なカロリーが高かったり低かったり、また、摂取したものを脂肪として蓄える量にも個人差があるようですし。(身長と同じく遺伝によるところが大きいようです。)
私はじっとしているだけで何かを消費しているようで、つまり基礎代謝が高めなのですが、摂取する量が少ないので、車で言うとガソリンをたくさん使って走る燃費の悪い車なのにガソリンをなかなか入れてやらない、みたいな、常にガス欠に近い状態で生きている気がします。
ところでよく聞く「夜にカロリー高いもの食べちゃったから…」というのは変な話ですよね。
やはり物理法則は変わらないと思うので、必要なカロリー以上に摂取した後ろめたさの言い訳のようなものですかね?
でも私も、カロリーは足りていても、食べたいものは食べたいし、もし将来、摂取と消費のバランスが崩れたらどうしようと思うときがあります。
何か思い立って普段の行動以外の特別な運動をしたりするのは続きそうにないので、やはり普段の行動を少し変えるのがいいかもしれませんね。
我々が呼吸するとき、横隔膜が上下して肺を膨らませたり縮ませたりしていますが、この横隔膜の動きを大きくするだけでかなり違うらしいですね。
呼吸を深くすることで、呼吸の一つ一つが筋トレのような状態になるんですかね。
呼吸は一日中、というか一生やっていますから効果はありそうです。塵積って山となるわけです。
「歩行」も普段意識せずよく行う動きですが、これも、歩幅を10cm大きくするだけでかなり違いがあるようです。
確かに、私もやってみましたが、結構いい運動になりそうです。
このように、普段の動きに何かの負荷を加えることで、心理的な負担にならずに消費カロリーを大きくすることができそうですね。
ダイエットしている方、お試しあれ!(効果は保証いたしませんが…)