「ずっと当たり前だと思っていたことが実はそうでもなかった」ということが度々あります。
皆さんもそんな経験ありませんか?
例えば自分は、昔は「1日の中で3食、必ず食べるのが当たり前だ」という、半ば脅迫じみた「一日三食」を実践していましたが、よくよく考えると(考えなくても)、人によって基礎代謝も動く量も違うし、必要なカロリーも違うわけで、1日に3回も食べると過剰になる人が出てくるのは当たり前なのです。
逆に3食では足りない人もいることでしょう。
自分の場合、胃腸が常に稼働している状態で、疲れてしまっていたんだと思います。
「そんなに無理して食べるもんじゃない、体の声にもっと耳を傾けよう」と思って食事の回数を減らしたら(腹が減ってから食べることを意識したら)、身体の漠然とした不調がおさまって、なんだか思考までスッキリしたような気がしました。
他にも「寝るときは必ず布団をかけて寝る」というのを疑わず生きてきたのですが、それにしては寝汗をかいて不快になったりして「本当に布団が必要なのだろうか?」と不都合を感じていました。
生きてきて気づいたのは、寝る前の深部体温は日によって結構違う、ということです。
一日の中で、体温は夕方に最も上がり、夜になるにつれて下がっていきますが、その日の過ごし方によっては、夜までにあまり放熱できていなかったりします。
疑う余地もないと思っていた常識も、少し自分風にアレンジしてみてもいいのかもしれませんね。
アインシュタインも「常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションでしかない」と言っていますし、案外世間で常識と言われるものはそうでもなかったりするかもしれません。
型にはまってとらわれすぎることなく、柔軟に生きていこうと思ったのでした。