神宮外苑イベント火災 開催イベントと火災の原因について
11月6日夕方、
東京・新宿区の明治神宮外苑で開催されていたイベント「東京デザインウィーク」会場で、
ジャングルジムのような形をした展示物が焼け、中で遊んでいた5歳の男の子が死亡し、助けようとした父親など2人が怪我をするという悲しい事故の報道がありました。
火災の原因となった展示物
日本工大の学生が中心となって作る
「新建築デザイン研究会」が出展したもので、ジャングルジムのような形の木製の展示物で内部に木くず(おが屑)が詰められていました。
大きさは、高さが3メートル、幅が5メートル、奥行きが2メートルあり、人が中に入って遊べるようになっていたということです。
知識・スキルの販売サイト【ココナラ】
午後5時20分頃・・・
その展示品が燃えていると、警視庁や東京消防庁に通報がありました。
会場にいた人が消火器で消火活動を行うなどして、火はまもなく消し止められましたが、この火事で、東京・港区の幼稚園児、佐伯健仁くん(5)が搬送先の病院で死亡が確認されました。
また、助けようとした健仁くんの父親と、別の男性が顔に火傷を負いましたが、いずれも命に別状はないということです。
火災の原因は?
①ジャングルジム内部に照明(投光器)が設置されていた。
(おそらくLED照明)
②照明設置の為、電源ケーブルが配線されていた。
③木製のジャングルジムであった。
④木くずを使用した。
(おが屑を使用した)
⑤消火設備を用意しなかった。
Hirokun的 見解
①照明(投光器)が原因?
LEDランプであれば、考えにくいですね。
白熱電球と異なり、LEDランプは発熱が少ないのが特徴ですし。。
もしも、白熱球を使用した場合・・・
白熱球を触った事のある人なら分かると思いますが、付近に燃えやすい物があれば火災の原因になるでしょう。
②照明設置の為、電源ケーブルが配線されていた(タコ足配線だった)
電源ケーブルが発熱することは、通常に使用するのであれば無いです!
高負荷を掛ければ無いこともありませんが、まず無いですね。
タコ足配線は・・・
付近に燃えやすい物があると火災の原因になります。
③木製のジャングルジムだった
④木くずを使用した(おが屑を使用した)
⑤消火設備を用意しなかった
燃えやすい木製の物を使用するのであれば、火災の原因が生まれます。(あたり前ですよね)
発火の原因を寄せ付けない!
消火設備をしっかり用意する必要があります!!
まとめ
火災の要因は、LED電球と白熱電球を併用したとのことでした。
しかも、投光器(工事現場用)を使用したとか。
工事現場用の投光器だと、250~400Wクラスでしょうか。
日本工大・・建築家の学生さんが作った展示物での火災でしたが、
使用する機器の事をもっと勉強して頂きたいです!
イベントに公開する展示物でしたので
もしかしたら、煙草の飛び火が舞うかもしれません。
発火の要因がある素材を使用するのであれば、万が一発火したらどうやって消火するかまで考えて頂きたいと思います。
最後に、
亡くなられた佐伯健仁くんのご冥福をお祈りいたします。