投資型ワンルームマンションの購入は慎重に | 廣田信子のブログ

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マンションコミュニティ研究会、MSC㈱代表廣田信子より
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こんにちは! 廣田信子です。

 

最近、新築の投資用ワンルームマンションの

高額化にびっくりします。

 

こんなに高額な物件を

フルローンで購入していいのかと思ってしまいます。

 

購入してすぐに売却しても、

不動産の登記を入れた時点で、

1割~2割程度は値下がりしてしまうのです。

 

しかし仕事で忙しい人は、

営業マンの勧めに従って、物件をよく見ないで、

考えないまま購入してしまうということが

問題になっています。

 

空きがあっても賃貸料が入ってくる

「サブリース契約」を結んでいるために

売却が自由にできずに困るケースも発生します。

 

今は、よく考えて自分で管理運営するつもりがない人が

購入するのは本当に危ないと感じます。

 

それでも東京都を中心に

ワンルームマンションの入居者は増えているのです。

 

1月31日、総務省は

昨年1年間の都道府県別の転入超過数を発表しました。

 

東京都の転入超過数は、

昨年と比較して1万人以上も増加しています。

 

特に15歳~29歳の若者世代に限っては、

10万人超えの増加を記録しています。

 

大手企業を中心とした初任給の引き上げ、

若者世代に対する給与水準の改善があり、

大学卒業後の就職を機に上京する若者が多くなっています。

 

特に地方では女性の枠にしばられるため

女性の上京率が高いと言います。

 

就職に関して大手企業を希望する学生の割合が53.7%と、

2年ぶりに半数を超えました。

 

企業選択のポイントは、

「安定している」が49.9%で6年連続最多。

 

「給料が良い」に関しては23.6%で3年連続の増加。

 

安定性や高い給与を求める学生が増えているのです。

 

学生のニーズに応えるかのように、

大手企業を中心とした初任給引き上げが行われています。

 

「初任給30万円時代」と言われるようになりました。

 

新卒採用の売り手市場が激化し、

どの企業も優秀な人材を確保しようと、

給与の引き上げはもちろんのこと、

 

働く環境の改善にも着手しています。

 

大企業をはじめ、高い給与を実現する会社が多い

東京だからこそ、

学生の就職先として選ばれるのです。

 

しかし、初任給の高額化は、

ワンルームマンションの家賃値上げにも影響しますが、

 

投資型ワンルームマンションの購入は、

場所の選択も、

マンションの管理状況もよく考えてほしいと思います。

 

若く仕事が忙しい方があまり考えずに

乗ってしまうのが心配です。

 

そういった事例で

困っている方がたくさんいるのです。

 

 

 

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