ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

あきらめの涙を怒りに変えよう

2024年01月12日 | 原発震災・原発問題
元日の午後に襲ってきた能登地震、懸命な捜索活動と現地の困窮した様子が刻々と報じられています。

【近年震度7を観測した地震】

2024年1月1日 能登半島地震
2018年9月6日 北海道胆振東部地震
2016年4月14日 熊本地震
2011年3月11日 東日本大震災(原発震災)
2004年10月23日 新潟県中越地震
1995年1月17日 阪神淡路大震災

余震が続く中で、原発の状態も気になります。
今回の地震の間、柏崎刈羽、志賀、敦賀の原発は停止してはいましたが、志賀原発は震度5強のゆれで変圧器の火災で外部電源を喪失したのではないかといわれています。もし停止していなかったらどうなっていただろうか。大飯、高浜の原子炉は今も稼働を続けている。地震がどの原発に当たるか当たらないは、おみくじのように運まかせではかないません。毎回地震でゆれるたびにヒヤヒヤします。国内すべての原発は即刻停止にするべきです。

原発を3倍に増やす!?
昨年末、気候変動を話し合う国連会議(COP28)が開催されました。そこで米国は「世界の原発の容量を2050年までに3倍に増やしたい」と発言し各国に同意を求めた。これに賛成したのは英国、フランス、韓国などわずか22カ国。ドイツとイタリアは賛成せず。なんと原爆被爆国でかつ原発被曝国でもあるわが日本は賛成している!

能登半島地震は、大変なダメージをこうむりましたが、原発・放射能被害が今のところ露見していなかっただけに、必ず郷土の復興は叶います。生徒たちの集団避難が検討されていますが、すべて一時的なご苦労かと思います。頑張って切り抜けていただきたいです。

20年前、珠洲市に原発を設置しなくて正解でした。当時住民運動をされた方たちの先見の明を感じます。もし今回、珠洲市に原発があったら・・
これまたぞーっといたします。

昨年末ちょうど『なぜ日本は原発を止められないのか?』(青木美希著 文藝春秋)読んだばかりでした。

辰年のことしは、これまでジッと耐えてがまんしてきたポポロ(人々)のあきらめの涙目を怒りの龍の眼に変換する年にしたいですね。
ともにがんばりましょう!楽しいお方も~悲しいお方も~


(敬称略)【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔



 

笠置 シヅ子 - Rappa To Musume (ラッパと娘)
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