根みつばは、その名の通り根がついたまま収穫され、そのまま市場に出回るみつばです。畑で春に種をまき、冬に葉が枯れた株の根元に土を寄せ、根元を遮光した状態で軟白栽培されます。根三つ葉は、一般的な糸みつばに比べて茎が白くて太く、根は細いごぼうのようにしっかりとしています。また、香りが強く、歯ごたえもあります。栄養価も高く、日持ちがする特徴があります。
根みつばは、葉も茎もしっかりとしているため、風味付けに使用するというより、三つ葉そのものを食べることができる料理に向いています。お浸しや和え物、煮浸しなどの和食メニューはもちろん、卵とじや炒め物、かき揚げなどにしても美味しいです。淡泊な鶏肉や白身魚と組み合わせて調理することで、根みつばの香りを楽しむこともできます。生でも食べることができるので、葉物野菜と混ぜ合わせてサラダとしてもおすすめです。
根みつばをボイルして使用する際のポイントは、茎の部分だけお湯につけてから葉っぱ全体を茹でること。茹ですぎないように注意し、好みの長さにカットして調理に活用しましょう。
正しい下処理を行うことで、根の部分も美味しく食べることができるので、ぜひ一度試してみてください!🌱