千葉県鎌ケ谷市で特許事務所を経営している弁理士かめやまです。
創業相談のときに、相談者が口にする
「そこまで儲けなくてもよいです」
というセリフ。
これを、額面通りに受け取ってよいのか
それとも「ぼろ儲けするつもりはないです」という意味としてとらえたほうが良いのか
悩ましいです。
本当に、額面通りの方もいますので、
「儲ける(聞こえが悪ければ、利益を出す)ことは悪いことではないですよ」
と伝えるようにしています。
新規事業を立ち上げること
新卒採用を始めること
営業を強化すること
新商品を開発すること・・・等々
新しい動きをするためには、お金が必要なことが多いです。
もちろん、できるだけお金がかからなくする努力は必要ですが、
それをしても、やっぱりお金が必要な場面が出てくるわけです。
そのときに、手元にお金がないと、
新しい動きができなくなる。
また、できたとしても、その動きは遅くなる。
一方、手元にお金があると、新しい動きが可能になりますし
その動きを早くすることもできます。
さて、手元にお金がある状況とは、どんな状況でしょうか?
会社でいえば、利益が出していることです。
儲けることが悪いような風潮がありますが
それは、儲けたお金の使い方の問題が私利私欲的(消費者的)であって
儲けることが問題ではないのだろうと思います。
自分が、消費者・従業員時代にはあまり感じませんでしたが、
起業するとそこは実感します。
「ぼろ儲け」とはいわずとも、確実な利益を地道に得て、
次の成長に向けて貯めたり投資したりすることが大切です。
※ 創業者セミナーでそういうことをしっかり言わないのかな?と疑問に思うときもあり。
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市川工業高校での授業「高校生の起業模擬体験プログラム」が本になりました。
デザイン思考の取り組みによって、私個人が得たものは、
起業・経営における落とし穴
社員指導における落とし穴
夫婦生活における落とし穴
です(笑)
本を読まれた方の生活がより良いものとなれば幸いです。
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