わさび人のアートライフ

わさび漬けを売りながら、暇をみつけてはアートに親しんでいる生活を一挙公開。

BT'63

2019年06月12日 | 
池井戸 潤(2003) 朝日新聞社 1900円 531ページ

作者40歳の時のスリラー小説だ。

ハラハラ、ドキドキで一気に読ませてしまう。

息子が今は亡き父(大間木史郎)の昭和38年ころの現実へ入り込む

という形で物語りはすすむ。

史郎は相馬運送(長距離運送)の総務課の職員で、

BT’21はボンネット・トラックの略だ。

このトラックの運転手が不可解な事件に巻き込まれていく。

息子は若き父の現実を追体験して行くことになる。

昭和40年前後の混沌とした社会がえがかれている

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