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ここでは割としょっちゅう現実をフル無視しろという話を書いておりますけども。
その理由もいつも書いてる通り。
目の前の現実というのは過去の自分の選択や波動が作りだした残りカスみたいなもんだから。
残りカスに意識を囚われすぎると、未来に残りカスみたいな現実を量産するというスパイラルが始まってしまうため。
この考え方は量子的な観点で言ってるので、現実主義的な話では全くない。
そこごっちゃにしてるとどうしても、変な人みたいになっちゃうのが怖いみたいなイメージに囚われて難しくなりがちだ。
また、昨日の記事でも書いたが、現実主義的観点の方が合ってる人もいるし、時ど場合によって使い分けるというのが理想的ではある。
んで、現実フル無視でいきたいけどどうしてもできないという方へのお話をするのだが。
先になんで現実フル無視ができないのかという説明をすると。
それは、
1,現実を現実だと思い過ぎているから
2,自分を自分だと思い過ぎているから
3,現実や自分を重要だと思い過ぎているから
大体この3点が理由になる。
今別にどう思っててもいいのだが、現実とは、見る角度や視線の強さによってその形状が変わる性質がある、ということをよく頭に叩き込むのだ。
例えばだけど。
台風がきて、暴風雨で停電になった、という話があったとする。
これが
「自分の住む地域で」という言葉が先に入ると、恐怖や不安の感情が起こるだろう。
しかし。
「サンフランシスコで」とか「1890年に」とか「遠い親戚の家の辺りが」とかついたら途端にその感情は薄れるはずだ。
わかりますかね、要は現実とは、実際に起こってるか起こってないかじゃないんですよ。
自分がその中にいるか、関係してるかの認識で変わるものなのだ。
次に、この「自分がその中にいるか、関係してるか」の自分の部分を話すと。
じゃあ自分ってなんすか?と聞かれると「……自分は自分……」みたいな非常に不安定不明瞭な言葉になってしまうだろう。
ここでは何度か話しているが、実は「自分」の存在を証明するものがこの世にはひとつもないというのが実際のところだ。
親や家族が証明してくれる、と言いたいかもしれないが、その親や家族が嘘をつかないという保証はどこにもない。
哲学的かつ禅問答みたいな話に見えるかもしれないが、人というのは非常に危うい意識と認識の上に成り立つ存在である。
そんな自分をなぜそこまで自分だと言い切れるのか。
また、そこまで説明のつかない自分という存在ははたして重要なのか。
一見不安を引き起こす問いに見えると思うが、これはただの事実なので慣れればなんてことはない。
人間なんてそんなもんだよなーで終わる話だ。
自分を自分だと思い過ぎていて、重要視し過ぎているというのはこんな感じ。
そして、現実の話に戻るが。
要は現実も自分も、実際にあるなしの問題じゃなくて、認識の問題でしかない。
なので、正確に表現すると
「実際に現実がある」ではなく
「実際に現実があると認識している」が正しい。
その証拠に、例えば仮に一緒に暮らしている幼い子供がいるとしてその子から見た現実には税金とか社会保障みたいな話は存在しないだろう。
近くにいたって認識できなきゃないも同然だ。
ある!と言い張っているのは大人側の視点である。
じゃあどこら辺でその「実際にある現実」と思い込んでしまうくらいの重さになるのかというと、感情や反応がどこまで釣られてしまうかによる。
傷付くヘコむ怒る悲しむなどの感情が強く反応として出ると、現実認識の重さも重量を増す。
しかし、これもここでは何度も話しているが、感情や反応は訓練次第でいくらでも制御できる。
まだまだいくらでも解説できるが、一旦とりあえず現実フル無視のコツをひとつだけ。
「……という映像を見ている」と付け加えること。
これを頭の中で付け加えることで、「認識」にまで辿りつきにくくなる。
脳内で「現実扱い」として処理されると途端に反応が始まるので、それを遅延させたり制御したりするために、何かを見たり聞いたりする度に「……という映像」みたいに頭の中でつぶやく感じ。
最初はこのクセづけだけでだいぶ現実のリアリティが抑えられる。
願望実現は結局、現実を軽視できたところからうまく行き始めるものだ。
はははは、すごいヒントを書いてしまった。
それではまた明日。
今日自分が延々かけていた動画。
流しっぱなしでOK、浄化と開運です。
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