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ちょいちょい話題になるルッキズム問題に関して触れておく。
これはほんっと難しい問題なのだ。
まず先にルッキズムとは何か。
AI様のお答え。
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ルッキズムとは、外見や容姿に基づいて人を判断したり差別したりする思想や社会現象を指します。外見を意味する「Looks」と、主義を意味する「ism」を組み合わせた造語で、日本語では「外見至上主義」とも呼ばれます。
ルッキズムは、次のような場面で顕著に現れます。
- 採用面接で容姿を理由に合否を決定する
- SNSやネット広告、メディアなどで、特定の体型や容姿の人ばかりが美として扱われる
- 脱毛や美容整形などの広告が増えたことで心理的に始めやすくなった
ルッキズムは、人々の心理面や体調面、自己評価に悪影響を及ぼす可能性があります。また、不平等を助長し、能力や人格よりも見た目が重視される風潮を生み出すという問題もあります。
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コピペ以上。
人を外見で判断しちゃダメ、という話もあるが、同時に、外見は内面を表わしたものとも言える。
人は見かけによらないというのは真実であると同時に、人の持つ情報は8割が視覚からとも言われているので、判断材料にならざるをえない側面もある。
AI様のお答えにある「採用面接で見た目で合否を決める」というのは、一見なんだか酷い話に聞こえるものだが、じゃあそれがどこかすんごい清潔感と高級感のあるサロンや店だったら、そもそも容姿や雰囲気が全くそぐわない人を合格させたらお客さん自体が来なくなっちゃうので当たり前だよねって話になる。
SNSや広告で特定の体型や容姿の人ばかりが美として扱われるってなんだか悪い雰囲気に聞こえなくもないが、そういった風潮がもしなかったら、資本主義社会で生きてる以上、お金の流れ自体が生まれなくなるので実は経済的には難しい。
作られた流行や理想像こそがいつもお金を回しているというのが社会システムである以上、全面否定すると結果的にみんなガチ貧乏になる。
大体、人間社会というのは視覚情報を基礎としている。
何せ8割だからね。
聞いたものより見たもので判断するというのが大半ってことだ。
そんな特性を持つ場で、見た目で判断するなというのが無理な話だろう。
そして、カラー診断や人相学など、統計学的な占いやデータからも見た目に表れる情報は大変多いものである。
だからルッキズムを語るのはホントに難しい。
私は若い頃、病気による異常により見た目で差別を受けていた者なので、ルッキズムという言葉が取り沙汰される理由は身に染みてわかる。
ありゃ確かに地獄だ、酷いもんである。
じゃあ自分が見た目で判断しないのかと言われればそれは否だ。
人相や表情に確実に内面や思想は出るし、整形により性格が変わった知人もいるのでなんとも。
個人的な見解を話すと。
ルッキズム的なものは、人が視覚を重要視する世界が続く限りなくならないと思う。
そりゃみんが5次元以上の感覚持てるようになれば視覚から得られるものなんてそんなに多くないとわかるようになるのでおのずとルッキズム的なものは消滅していくだろうが、どうせまだ3次元カオス社会を生きるのだろうからすぐすぐ変化するものではないだろう。
で、最低限知っておくべきことは、この社会というものは、見た目でかなり判断されるようにできている、ということだ。
どんなに自分が内面を磨こうが高いスキルを持とうが、よほど話したり理解し合う関係にでもならない限りは見た目で判断される傾向が非常に強いということは皆知っておくべきだろう。
次に知っておくべきことは、性格や思想、持っているスキルや経歴などは、ある程度見た目に表れると、みんなが思い込んでいる傾向も強いということだ。
ギャルはギャルっぽい性格であり情報を持っているだろうし、スーツのサラリーマンは社会に適合したスキルや常識的な考えを持っている傾向があると皆が無意識的に判断する。
ルッキズム的なものがいいとか悪い以前に、視覚に頼る社会やコミュニティであればそこはもうある程度いたしかたない部分が大きい。
問題も多いルッキズムだが、じゃあ問題を完全排除・完全解決しようというならそもそもが視覚と資本主義にメスを入れなくてはいけなくなるのだ。
で、ルッキズムを否定したり反対の立場を取りたいのであれば、この社会においてはある程度意図的な立ち回りをしなければならない。
自身の性格や思想、スキルや経験に関して、しっかり明確に表現したり主張できたりすることができるようになること。
これがむちゃくちゃできれば変な言い方だが、ルッキズムに負けることはない。
ルッキズムは本当に語るに難しい問題だ。
顏や容姿での判断をどうこうと言い出すと、波及するものがあまりにも多くなる。
そしてこんな最果てのブログでグチグチなんか言ったところで、視覚に頼る世界人口を考えれば到底どうにかなるようなものでもない。
ただ、どうにかなる類のものではないのであれば。
自分が強くなっていく必要はある。
まあいつもの結論にしかならない話題でもあるね。
強くなろう、どんな社会だろうが生き抜いていくためにさ。
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