”希望の党の公約が絶望的にアホな件-コテヤン怒りのツッコミ-” | 経世済民を考えるブログ(毎週月曜更新中!)

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さて、小池主導で現れた、

自称寛容な保守改革勢力である希望の党ですが、

コテヤン氏も喝破しておられるようにその公約はひどい物であります。

しかし政党としていかに勢力を伸ばすかという観点で行くと、

はっきり言って完璧と言わざるを得ないという感じな訳です。

メインターゲットとしてネット民でちょっと政治経済に興味がある、

右寄りの層なんかの支持を狙いつつ、

内部留保課税やBIの導入、反原発、消費税増税凍結のような政策で

左寄りの層や安倍アンチも取り込もうとしている訳で、

「ああこりゃ勢力伸ばすだろうなあ」

というのは体感として非常にわかる物であります。

 

結局政治家の評価というのは、どうしてもイメージで決まってしまうという問題がある訳ですね。

世間では民主はひどかった!安倍自民の方がマシだ!

という意見が主流になっているようですが、

雇用回復なんて民主の頃から起きてますし、

成果という観点からしたら大して変わりません。

むしろ実際に増税してないだけ民主の方がマシ、という見方もできます。

株価もはっきり言ってアメリカと連動して上がってるだけです。

しかし世間ではそういった現実認識はなされず、

民主はアホっぽい、安倍はアホっぽくない、

といったイメージ的な話で実際の成果をゆがめてしまうという話であります。

もっとわかりやすいのが小池知事で、

築地が豊洲より汚染されてると突っ込まれたら、

築地はコンクリートで地下水が触れないから大丈夫、

とか寝言言い出すわけですね。

豊洲もコンクリートで地下水が触れないようになってる訳ですが。

しかし小池知事の改革者のイメージが受けが良かったために、

実際は舛添の比ではない無駄をやっているのにも関わらず、

メディアでも大して批判されないというありさまな訳です。

 

だからこそイメージ的な意味で完璧に近い希望の党は、

どれだけ政策的に失敗しても批判されずに評価され続けてしまう、

という恐れが大きいと思うわけです。

そういう意味で希望の党というのは自民以上に危険な政党と言っても過言ではない状態であります。

 

ただ唯一の救いは、

小池知事自体の評価はネット上では賛否両論ということでしょうかね。

ざっと見た感じですが、

テレビを見過ぎない人で、ちょっとでも自分で考える力があったら、

「豊洲問題は小池知事が悪いんじゃない?」

とさすがに気付く人が多い訳ですね。

ただ希望の党の公約自体は、

右寄りのネット民の多くから大喝采を受けてしまっている訳で、

あまりうかうかもしていられません。

もう一つ気になるのが希望の党が公約に掲げる内部留保課税でありますね。

この政策により課税されたくない企業が、

配当や自社株買いに企業預金を回してしまったら、

株価が上がってしまい、それが小池の成果として認識されてしまう恐れがあるわけです。

恐らく小池はそこまで考えて企業預金が配当や自社株買いに回るように誘導してくると思われます。

「所詮旧民進の寄せ集めだろ?」

みたいな感じで希望の党が失望されて求心力を失ってくれるとよいのですが、さてどうなるか。

 

サヨクなのであまり応援する気にもなりませんが、

枝野率いる立憲民主党が頑張ってくれることを祈るしかありません。

なんにせよ今回の選挙で経世済民の実現のためには、

財政出動が必要である、という現実が少しでも広まってほしい所存であります。

 

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