朝食時から出勤までの報道バラエティーと、定期的に視聴している番組は週にせいぜい2~3本。
イブニングタイムに無音だと寂しいときにテレビを点けても、観たい番組が無くむしろ気分の悪くなる番組が多いので、消極的選択でテレビ東京にする機会が多い。
なかでも、最もチャンネルを選択する機会が少ないのがフジテレビ…。
何故にこんなにテレビ離れしたのか?
一言で言えば、テレビ業界がジャニーズ事務所と吉本興業の都合で回ってる感に辟易しているからだ。
そして、それは昨年末に末期的事態をさらけ出した。
(私ははなっから観ていないが…)公共放送機関であるはずのNHKの紅白歌合戦のキャスティングが、
ジャニーズ事務所の
ジャニーズ事務所による
ジャニーズ事務所の為のものに恥ずかしげも無くなされていたこと。
一私企業であるジャニーズ事務所の政治力?もしくは紅白歌合戦の視聴率偏重主義の歪んだ行き先だったのか?
私は唯々諾々とNHK受信料は払い続けているが、もはや“公共放送機関”を名乗る資格の無いことをNHK自身が白状したようなものだ。
ジャニーズ事務所の中でのポジションがどうだかなどどうでもいいが、近藤真彦が紅白歌合戦のトリ⁇
ありえません。
私はSMAPにせよ、誰にせよジャニーズ事務所のタレントが誰がどうしようが興味はないが、ここまであからさまなジャニーズ事務所によるNHKに対する圧力なのか?NHK自身の乱心か?は別として、わざわざ観るに値するように、「芸能」が真に「芸」のあるプロフェッショナルの手で為されることを願うだけだ。
私には、今のテレビ業界が目先の視聴率に囚われて近視眼的に安易な手法になびき、ダメになっていく姿と、金融資本主義経済下で株式上場し、短期の決算数値に囚われてイノベーションを失う企業とが被ってみえる。