もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

神武天皇陵 畝傍山東北陵

2024年04月27日 | 御陵印

皇家の中でも別格の知名度を誇る初代神武天皇陵を訪ねます。

 

綏靖天皇陵から南へ数分歩くと、宮内庁畝傍御陵管理事務所があります。
ここで管理されている天皇御陵の「御陵印」を、御陵印譜にいただきます。
初代神武天皇をはじめ33代の天皇陵が管理されています。

事務所内には10名ほど、黒服を着た事務官が詰めておられ、厳粛な雰囲気に圧倒されます。
恐る恐る、震え声で「御陵印を戴きたいのですが・・・」と伺うと、「はいどうぞ! そこに座って押してください」と明るい返事が返ってきました。

神妙に御陵印を押していきましたが、事務官の会話を聞くともなく聞いていると、柔らかな関西弁で日常会話を交わしていました。
一遍に肩の力が抜けてリラックス出来ました。

 

事務所に伺う前は緊張していたのか気付きませんでしたが、前庭には立派な桜の大木が咲き誇っていました。
天皇陵に国の花である桜が爛漫、意識した訳ではありませんが良い日にたずねられました。

 

雨でしたので、ちょっと後ろめたい気がしましたが、事務所の方にお断りして、監理事務所の脇道から神武天皇陵へ向かわせていただきました。。
砂利の敷かれた広大な広場が広がっています。

これまで参拝した天皇陵と違って、1の鳥居・2の鳥居・3の鳥居が一直線上に並んでいました。

 

斜めに歩くのは失礼かと思い直して真横に歩き、鳥居に正対してから参拝します。

 

神明鳥居の背後に付け柱が立てられており、大きな扉を支える形になっています。

門の形式で言うと「薬医門」の形です。

 

参拝後、監視している事務官にお礼を言って帰ります。
さすがに初代神武天皇陵、雨にもかかわらず数人の参拝客と出会いました。

 

朝通らなかった参道を逆に帰ります。

 

お馴染み宮内庁の標識を見つけました。
何時もと真逆の順での参拝となりました。

 

神武天皇畝傍御陵の表示です。
神武天皇は、紀元前660年2月11日生、紀元前585年崩御127歳でした。
現在2月11日は建国記念の日として、国の祝日です。
天津神の末裔で、国津神の末裔を皇后に迎えた神武天皇、実在したか否かは諸説ありますが、とにかく無事参拝終えました。

 

神武天皇の御陵印です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 綏靖天皇陵 桃花鳥田丘上陵 | トップ | 安寧天皇陵 畝傍山西南御陰... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

御陵印」カテゴリの最新記事