お上りさんが皇居界隈をブラつきました。
総武線で東京駅に着き、案内標識に従って皇居方面を目指したら、この光景に出会いました。
多分新丸ビルの地下だと思うのですが、広大な通路にほとんど人影がありません。
番傘をデザインしたと思われるヤツが、延々と続いていました。
地上に出ると逆さビルが水面に映えています。
残念ながら風に湖面が揺れて、蜃気楼のような映像になってしまいました。
逆さ皇居も狙ってみましたが今一かな。
大手門方面を遠景で狙ったところ、絵葉書のような一枚になりました。
自画自賛が過ぎますかね。
鏡のような面を持つビルもあります。
皇居界隈のビル群も、注意深く観察するとそれぞれに個性があります。
皇居お濠に懸崖状のビラカンサがありました。
お濠を渡って高麗門を潜ります。
そこはほぼ正方形の桝形虎口となっています。
虎口の片隅には、大手門に飾られていた鯱が展示されています。
大手門から皇居に入ります。
がっしりとした算木積の石垣に、漆喰を塗りこめた櫓門が聳えています。
帰途、丸の内側にある東京駅のドーム型駅舎を、懐かしく振り仰ぎました。
ひょっとするとこれが見納めになるかもしれません。