タメゴローです!
夏休みや秋の行楽シーズン。
子供と家族全員で楽しめるイベントを常に探しておりますが、いいな!と思うものも、昨今のコロナの影響で「密を避ける」となると、行きたいイベントにも行けない状況ですね。。。
特に子ども達には、自分が子供の頃と比べると本当に色々とガマンをさせざるを得ない状況で、不憫でなりません。
そんな中、タメゴローは子供達はもちろん、大人も一緒に楽しめて密にならない超オススメなアクティビティに出会えましたのでそれについて書いてみたいと思います。
そのイベントは、”釣りをしたことのない”初心者タメゴロー家族が挑んだ【ハゼ釣り】です!
これ、めっちゃオススメです!
1.ハゼ釣りって何?
【釣り】というと、子供のころからやったことのないタメゴローからすると、とても「敷居が高いイメージ」がありました。
- 「仕掛け」とか「エサ」って何を買っていいかわからない
- 釣り竿とか、高いんだろうな~
- 手で巻く糸巻(リール)とか、いるの?どう使うの?
- 「1匹も釣れない」なんてこともあるのに楽しめるのかな?
- もし釣れたとしても「魚さばいたことない」し食べれるの?
- そもそもどこで釣りができる(してもよい)のかわからない
などなど。
なんせやったことが無いため、難しそう・高そうなんてイメージが占めていました。
そんなタメゴローが「ハゼ釣り」に出会ったのは、電話でタメゴローの兄と話した際に、「子供が小さいときに家族で釣りを楽しんだ」という話を聞いたからでした。
「・・・え?釣りってただでさえ難しそうなのに、小さい子供と家族で楽しめるものなの?」
と質問すると、
「本格的な”磯釣り”や”船釣り”は初心者だとちょっとハードル高いけど、イカダや堤防での釣りは子供でも安全で大丈夫。」
(↑これは磯つりというそうです)
・・・ふむふむ、釣りの場所によっても安全性に違いがあると。
「・・・けど、やっぱり釣れない、なんてことがあるだろうから子供たのしめないんじゃない?」
「それなら、”お手軽な”ハゼ釣りだな!
連れて行ったときは子供が竿を振るたびに釣れたから喜んでたぞ。
次々にかかるから、俺は延々と餌付け係をしてたぐらいだ。」
とのこと。
・・・え?釣りってそんなに魚釣れるものなの?
「ほかの釣りだと”ボウズ”(一匹も釣れないこと)なんてこともあるけど、ハゼならまったく釣れないなんてことはないからな。」
・・・それなら子供大丈夫かも。。。
最後に気になっていることをぶつけてみることに。
「・・・けど、釣りって道具とかいろいろ必要だし、結構お金かかるんじゃない?」
「ああ、こだわればキリがないな。笑
釣り竿一本で40万(!)とかもあるし。
けど、やってみたいとか、子供と行く堤防釣りなら一人3000円ぐらいあれば道具がそろうと思うぞ。」
え!思ってたのと一桁違う!一人3万円とかじゃなくて?
そんなこんなで、釣り初心者タメゴローの釣りに対するハードルを下げまくってくれた兄に、念のため釣りができる場所(「ポイント」と言うそうです)と、駐車場所を教えてもらって電話を切りました。
・・・コロナ禍の中、どこへも連れて行ってあげられない状況で、人の少ない屋外でできる【釣り】。
しかも子供でもよく釣れる【ハゼ釣り】。
考えれば考えるほど、これはいいかもしれない!
と、タメゴローは手に持ったスマホで早速調べてみることに。
すると、
- 江戸時代から楽しまれている
- ハゼは高級料亭で出される素材
- 売ってないので、自分で釣らないと自宅では食べられない
- なんせよく釣れるから、子供と初心者に”超”オススメ!
- ファミリーで参加して、数を競うイベントもやっている
- 上手い人だと100~200匹釣ることもある
出るは出るは、ヒットしまくりです。
釣りをしないタメゴローでは知らなかった情報の数々。
歴史的にも日本人とハゼは浅からぬところがあり、釣る行為が簡単なだけでなく、さばいて食べやすい、料亭で出される素材でもあるとのことではないですか!
子供達に、「自分で釣って・さばいて・食べる」を体験させてあげられる食育にもなる、というのはとても興味深いものでした。
(釣れるかもわからないのに、もはや釣った後のことを考えるタメゴローでした。笑)
これはいいぞ!と、奥さんと相談して「とにかく一度やってみよう」ということになりました。
2.いざ準備!
やると決まればいざ準備です。
「吊る場所(ポイント)の情報を集める」
本来はこれから始めるのでしょうが、タメゴローは兄から知ることができましたのでラッキーだったのでしょう。
人に聞けない場合は、近くの釣具屋さんやエサ屋さん(エサ専門で販売している!?)で情報を収集するのが一番のようです。
釣れる魚や仕掛け、そのほかにもその場の雰囲気や駐車場、トイレなどの情報まで聞けましたので、知っている内容だったしても情報の精度も高まりますので、ぜひ聞いてみましょう。
「道具を準備する」
タメゴロー的には「釣り具って高いんだろうなぁ・・・」と心配していたところでした。
そりゃずっと続けられるなら多少高くてもよいのですが、なんせ子供と一緒に楽しむためなので、釣れなかったりしたら「飽きてもう行かない」なんてこともあり得ますし、家族4人分揃えたりすると5~10万円とかするのでは・・・、なんて考えてました。
(出典:上州屋HP)
しかし釣具屋さんに入りとにかく聞いてみよう、と自宅の近くにあったけど入ったことのない「上州屋」さんに飛び込み、目についた店員さんを捕まえてきいてみたところ、タメゴローの考えはただの妄想だったと分かったのです。
初心者だという前提で話を聞いてみると、やさしく質問に答えてくれて釣りに必要なものを教えてくれました。
(出典:上州屋さんの店内POP)
タメゴローは初めから【ハゼ釣り】とターゲットを絞ったのがよかったのか、とてもポピュラーで釣り竿なども安価なものでよいとのことでした。
店員さんに聞くまで知らなかったのですが、狙う魚によって”仕掛け”や”エサ”も違うんですね。
ミミズ的なものをつけておけばよいのかと思ってましたが、超初心者なのですみませんとしか言えません。
みごとに言われるまま、かつオススメの最安のものを購入していった結果、一人分がこちらです。(バケツやプライヤー、ハサミは共用)
ざっくり紹介してゆくと、
■リール付き釣り竿
とりあえずなら最安値のもので十分と、1本1900円(!)(え?そんなに安いので大丈夫なの?)
伸縮式で、伸ばすと1.8mの長さでしたが、縮めると3~40㎝にまとまるので、家に帰って置く場所にも困らずありがたいです。
竿本体だけでなく、”リール”という糸巻がついてきます。
素朴な疑問ですが、こんなに長い糸が必要なのでしょうか?などと思いつつ購入。
■仕掛け
ハゼ釣り用で一つ200円でした。
ハゼは「ちょい投げ釣り」というジャンルだそうで、「天秤」という機構がついている重りと、針が1つセットになった状態で、予備の針が2つついています。
岩などにひっかかったりして無くすので、予備に2~3個必要とのことで家族分多めに買いました。
しかしこれ、驚いたのですがなんとプカプカ浮く”ウキ”がついていません。
店員さん曰く「ハゼは海の底にいるので、底をズルズル引きずってくるためウキは必要ない」とのことでした。
なんか釣りのイメージって、ウキがプカプカしてるものだったので違和感ですが、そういうものなのでしょう。
郷に入りては郷に従えですね。
■魚つかみ
短い火ばさみにたいなもので、針をはずすときなどに魚をつかむ ためにあるとよい、とのことで500円程度でした。
タメゴローは素手でもいいのですが、きっと子供は怖がるでしょうから購入です。
■ロープ付きの水汲みバケツ
写真の黄色い四角のものです。
水をくむのに水面まで高さがあることが多いので、このロープ付きのものが必要とのことで、しかも水をすくいやすいようにバケツのバランスが考えられているようです。
折りたためて500円程度。
これは無くても家にあるバケツとロープでなんとかなりそうな気がしましたが、コンパクトでキャンプにも使えそうだし、荷物が減りそうなので買ってしまいました。
■ラジオペンチ
魚から針をはずすときや仕掛けを触るときに使うそうです。
キャンプに持っていっているものを流用しました。
■はさみ
仕掛けをつけたり糸を切るのに使うとのことで、平たく言うと昔家庭科の授業で使った糸切はさみですね。
これは100均で買いました。
■クーラーボックス
釣った魚を入れるために必要とのことですが、ハゼなら小さいので十分、ということでコーナンでサーフィンの飲み物入れ用に買った小さいものを流用することに。
最近キャンプで大きいのはスチールベルトかソフトクーラーばっかりだったので、小さめのハードクーラーが無くてちょっと焦りましたが、倉庫の奥に眠ってたので有効利用できてありがたい。
ハゼには「氷水締め」という保存がよいらしく、この中に凍らせた水ペットボトルを入れて使うとよいとのことでした。
■エサ
ハゼ釣りには「イシゴカイ」が良いようで、4~50匹入って1杯500円程度。
これは人数や時間で何杯か決めるそうですが、とりあえず2杯ほどかなと。(エサは行く当日に買うべきだそうなので、後日改めて買いました。)
と、釣具屋さんで質問攻めにして聞き出し揃えたのが上記のものです。
ここで買ったのが釣り竿と仕掛けを人数分、水汲みバケツと魚つかみをひとつづつ買いましたので、4人家族で1万円ほど。
特に釣り竿が、リールまでついて2000円しなかったので安くて驚きました。
これは最初に思っていた5~10万円というのが、見事に妄想だったと言えますね~。
あとはエサさえ買えば何度でも釣りを楽しめる、ということになるのでとってもリーズナブルに感じます。
さらに、上州屋さんにはハゼに代表される、「ちょい投げ釣り」の説明があったのでスマホでパシャリ。
(出典:上州屋さんの店内POP)
底を引きずってくる、という意味が分かった気がします。
子供たちに得意げに教えるためにしっかり記憶せねば!
戦利品を持ち帰り、奥さんにしたり顔で説明して、ペットボトルに水を入れて凍らせたりしつつ釣りの日に備えます。
3.実際にハゼを釣りにいったら・・・
すみません。
長くなりましたので、次回に続きます・・・
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■初心者用の激安セットで二本セットならコレがオススメかと。
初心者 2.1M釣り竿セット 収納バッグ付き (2本セット)
ルアーという疑似餌とケースまでついてくるので、いろいろ便利です。上州屋さんで買ったのよりお得なセット内容でした。