バス・船舶硬券切符ジャーナル 本編

主として民営バス・船舶・ケーブル等、普通の鉄道以外の古い硬券切符情報です。

硬券追究0294 筑波山鋼索鉄道

2024年04月07日 | 硬券追究

筑波山鋼索鉄道

大正末期頃より営業が始まっていましたが、戦時に一旦廃止され、
昭和29年に営業が再開されています。
平成11年に筑波山ロープウェーを合併して、運営会社名は
筑波観光鉄道という社名になりました。

筑波山鋼索線は、宮脇と筑波山頂の両駅を結んでいます。

 

ここの硬券は、ある程度出ているはずですが、当方にはあまり
資料がございません。

 

古そうなもので

 


昭和(時期不詳) A型硬券 青JPRてつどう地紋 優待乗車券 往復


より ゆき の表記は気になりますが、やはり戦後(昭和30年前後)のような
感じでしょうか。

 


昭和(時期不詳) A型硬券 青JPRてつどう地紋 優待乗車券 往復


上段の券と似たものなのですが、発駅・着駅もなく、下段の社名が2社連名になっている
ものでした。
これは、連続券として回遊してくる仕様なのか、どちらかの会社線の往復で使用されて
いたものなのか、私は存じません。
時期は上段側の券より後のような感じがしますが。

 


昭和40年頃?? B型硬券(半硬券の域か) 赤JPRてつどう地紋 一般式


これも年代が読み取れません。上の優待硬券よりは後の時期のように思います。
中段の切符での筑波山ロープウェーの開業が昭和40年というのを考えると、
古さの順序は微妙です。

また、この券は一般的な硬券よりは薄く、半硬券の部類かな、と思います。
裏の券番と切符の状態からでは、正式な判断が出来兼ねる状態なのですが、
千切りの半硬券タイプであった可能性もあります。
それなら特段、何ということもない券です。

関東の鋼索線や索道線はかなり多いので、あまり多くの硬券は所持していないのです。

 


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