権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

「大魔神」

2024-05-11 18:15:31 | 映画

コロナ闘病生活のおともに寝転がってみた「大魔神」、これがなかなか面白かった。
過去一度見ているが細部はすっかり忘れていたので、また楽しめた次第。
ただ、これと「~怒る」「~逆襲」と立て続けるに観る勇気と根性はちょっと無い。

〔内容〕
 戦国の世、丹波の国で謀反が起こった。前主を弑して新しく領主の座にのぼった左馬之助は、過酷な労役を領民に課し、さらには村の守り神たる魔神像をも破壊しようとした。だが、額にくいを打ち込んだ途端、突如として山崩れが起こり、作業にあたっていた人足たちは土砂に呑み込まれてしまう。
左馬之助は魔神像の破壊をあきらめたが、前主の係累に対する追及はやめなかった。ついに遺子・忠文を捕らえた彼は、忠臣とともに磔刑に処することを決定する。忠文の妹・小笹は、唯一の心の拠り所、魔神像に助けを求めるのだったが……。(出典:全洋画オンライン)

この映画の特撮シーンは見事、たぶん最後の15分位の大魔神が大暴れシーンは日本の特撮史に残る物だと思う。
ただ時代劇のドラマ造りの甘さがこの映画を中途半端にしている様な気がする、それは観客ターゲットが曖昧な感じが原因かも。
この映画は記憶によれば「ガメラ」と併映だった様な気がするが、大型カメが足から火の粉を吹いてぐるぐる回転する様とかカメが二足歩行するとかどうしてもこちらは好きになれなかった。
なおこの「大魔神」リメークしたら面白いと思うが、安手のCGでアニメみたいな画面になってどうしょも無い代物になりそうな気がする。


「大魔神」三部作予告篇

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コロナ闘病記

2024-05-09 16:58:11 | 日記・エッセイ・コラム

5月4日(土曜)に朝から何と無く風邪気味で喉も痛いし寝冷えでもしたかな、と思っていたらお昼に事務所の知人より入電。
「家内の具合が悪くて医者にいったらコロナ陽性と診断、そちらは異常無いか?」
「少し風邪気味でだるい感じ」
「それやばいかも」
といった経過から熱を測ったら38℃弱、これは完全にアウトということで寝込んだ。
(その知人は3日程だるいだけで回復したらしい、コロナは個人差が相当に有るようで)
そして5日:体温38℃超、6日:体温38℃超 とこれはかなりまずい状況が続いたが、一応市販の風邪薬で熱は下がるし症状も緩和されるから7日の朝に病院に行くまではじっと我慢を決め込んだ。
で、病院であっさり「コロナ陽性」ですと言われ、薬は松・竹・梅のどれにしますかと問われ「梅」の処方を頼んだ。
松:専用の薬で定価8万円で3割負担でも24,000円、直接コロナウイルスの増殖を抑えるらしい。
竹:やはり専用の薬で薬価は上と似た様なもんだった。もうここら辺は真面目に話を聞いていなかった。
梅:普通の風邪薬と頓服薬
もともと市販の風邪薬で解熱効果があったことや、味覚嗅覚障害等とは無縁で咳も無かったから、高貴な専門薬にはそれほどの執着は無かった。
そして梅のお薬代は3割負担で560円也。
4日の発病から約5日経過し、結構順調に回復している様だが、家にじっと籠城しなければならないのがチトつらい。
昨日からはぼちぼちと仕事を始めて、これなら当分テレワークでも問題は無いかもなどと。

画像は連休中に入手した零戦52型(金属製)

こちらは完成品をヤフオクで。

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雷電と99艦爆

2024-05-04 18:42:42 | 日記・エッセイ・コラム

前からちょっと気になっていた「金属製戦闘機」、ヤフオクで完成品とキットを手に入れてみた。
スケールは1/48と小さいが亜鉛ダイキャストの機体は結構重い、それに飾るスペースもそこそこ選ぶ、下がヤハでは持たない。
先ずは雷電。

そして99艦爆(11型)。

なかなか良く出来ているし、塗装の手間が無くて(面倒が無くて)、良いコレクションになりそうなのだが置き場所の確保が大変。
それに機体は総金属ながら細かなパーツはプラなのでそこそこ丁寧な扱いを要する。

さて、これらの製造メーカはマルシン工業という所で、モデルガンのキットやらで結構お世話になっている、このキットもモデルガン製造技術を転用したものと思われるが、今では生産されていない。やはりビジネスとしては厳しいのかもしれない。

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「安倍晋三の正体」、読書

2024-04-30 21:24:57 | 日記・エッセイ・コラム

またまタXをウロウロして本を買ってしまった。
著者は結構辛辣な政権批判する作家、で、内容は面白かったというか2012年の再登板した時に「なんでコイツなんだ!」との思いはその後の立ち居振る舞いと合わせて言語化してくれた。
今はダメな頭だけど権力を持たせてはイケない世襲議員の代表だろうと思う、それ以外でも以上でもない。
民主党政権を諦めたツケは相当に大きい、下手でも誠実だった、今じゃ嘘つきで下手。


内容的にはXで見受けられる彼の評価(応援団か信徒以外)の集大成の様な内容で、目新しいものは無かった。
なお「祥伝社」の本で印象に残っているのは「ノストラダムスの大予言」、大ベストセラーで売り切れで本屋に何回も足を運んだものだった。
1995年頃までは結構信じていた、あの頃は”ネッシー”も”UFO”も”エリア51”も”ロズウェル”も。
なお21世紀になってからは”大槻教授”と”月刊ムーの編集者”との討論(多分年末スペシャル)は結構なエンタだった。

今の時代は「アンゴルモアの大王」降臨後の世界の様だ。

 

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「夢の泪」観劇

2024-04-25 23:37:36 | 演芸

X界隈でちょっと話題になっていた芝居「夢の泪」、本日鑑賞。
紀伊国屋サザンシアターなる400席弱の劇場で、ほぼ満員(95%位か)、年齢層や性別様々、知ってる役者はラサール石井さん一人だけ。
で、とても面白かった、ある種の感激さえ味わった、ともかく芝居として面白いし訴求力抜群だった。
(ネット界隈で大日本帝国礼さんをしている人々には是非ご一覧願いたい、そんな内容だった)

時代は戦後1年目の日本、極東軍事裁判の弁護人に選ばれた弁護士夫婦を中心に時代背景が引き起こすドラマを絡めて、ミュージカル3割&喜劇3割&法廷風シーン4割といった感じ。
法廷風シーンというのは弁護士夫婦の家の中で繰り広げられる議論が主体。
以前小林正樹監督の「東京裁判」やら「ニュルンブルグ裁判」と言う一級の法廷劇(「東京~」はドキュメンタリー映画)を観ていたので、この芝居の内容は結構ワクワク期待していたが、それとは別の意味で勉強になり面白かった。
そして正直な所「芝居」部分はとても良かったが、ミュージカル風の仕立ては迫力不足(歌唱力や声量)でちょっと我慢が必要だった。
よりよって最初の10分くらいは劇中に入り込めていなくて、そんな所に出てきた歌曲だったんでガッカリ感があったかも、でも幕が下りたら心底拍手喝采の気分にさせてくれた。
木戸銭は7000円と少し高いが、その価値は大有りでもう一度機会があれば観たい位、で、出来れば井上ひさしさんがご存命の頃にこの価値に気づきたかった。

さてこれまでの生涯での芝居見物経験は、幼いころに観た村の公会堂のドサマワリ芝居、そして渋谷パルコで観た「12人の怒れる男:石坂浩二主演」、この間の深川トックリ座「丹青の火炎太鼓」に続いて4回目、木戸銭が高いのでそうそうは観れないがたまには良いかも。
そう言えば小学校の講堂で「タンポポ劇団」という巡回劇団が教育映画みたいな演劇を見せてくれたもんだがそれは除外。

こまつ座『夢の泪』ラサール石井さん、秋山菜津子さんコメント動画

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「独立愚連隊」@映画館

2024-04-21 16:17:00 | 映画

とうとう「独立愚連隊」を映画館で観ることが出来た。
実はこの映画が少年時代に親しんだTVドラマ「遊撃戦」のオリジナルと知ったのは最近にのこと(と言っても10年以上は経つ)、そして岡本喜八監督は「日本の一番ながい日」で大ファンになった監督。(これも晩年のこと)
佐藤充という役者を知ったのも「遊撃戦」で、この役者さんは東宝戦争映画の常連だった様な気もする。

〔内容〕
第二次世界大戦末期の北支戦線。クズ兵士ばかりを集め危険な任務に当たらせる“独立愚連隊”と呼ばれる部隊に、従軍記者の荒木がやってくる。
交戦中に中国人慰安婦と心中したという、見習士官のことを調べに来たという。実は荒木の正体は大久保元軍曹であり、彼こそ見習士官の実の兄であり、弟の死の真相を知るため戦地に赴いたのだった。
死んだ慰安婦の妹から紙片を渡された大久保は、弟が上官の不正を部隊長に告発しようとして、その上官から逆に殺されたことを知る。(出典:全洋画オンライン)

岡本喜八監督の晩年の作品「ダイナマイトどんどん」「ジャズ大名」も結構イケててお勧めです。

懐かしい旋律が聞ける動画を紹介。
TVドラマ「遊撃戦」 第2回 予告篇

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やすらぎ寄席

2024-04-18 22:54:37 | 演芸

18日(木)は朝からバタバタバタバタして夕刻ようやくひと段落、そして愛宕真福寺の落語会へ。
この会も2か月振りで、ほぼ立川流の追っかけ状態、ただ何となく。

今回は
前座(生ぼう):「初天神」
        段々うまくなってきている様な気もするが、
雲水師:「看板のピン」
    この人の語り口は上方落語そのもの、でもこの人のおかげでこの落語会に
    通う様になった。(ばくち噺はそもそも面白い)
ぜん馬師:「肝つぶし」
     初めて聞いた噺、この師匠の噺は聞いているといつのまにか意識が遠のいて
     噺の中に引きづりこまれている。そして噺の中の間で周囲が「シーン」とすることが多々有り、
     この場の空気がすごく好き。
 大病を患って声がやせていて少々心配になる。
談幸師(トリ):「化け物使い」
      この噺の面白さは人使いの荒い旦那と家に取りついた妖怪とのやり取り。
      (以前、「落語ザ・ムービ」で大和田伸也が旦那を演じていた)

最後の抽選会で、今回は立派なエビせんべいの詰合せを当てた。

なにしろ3700円の代物だから木戸銭のほぼ倍返し、ということながら、この程度のラッキーで魔でも射したらチト合わない気もする。
今週は勧進相撲やら落語会やら何かと忙しかった、おまけに中日ドラゴンズは未だ首位にいる。

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勧進相撲@両国国技館

2024-04-17 11:57:51 | お仕事

4/16(火曜)は両国国技館にて「勧進相撲」の観戦(?)
いつも思うが相撲協会のこの様な催しはいろいろな趣向があって誠に面白い、升席座布団無しは少々きつかったが今回も大変に面白かった。



 

動画集 20240416 1713272553096

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映画監督「ラォール・ウオルッシュ」

2024-04-13 09:14:46 | 映画

新文芸坐で4月の中旬以降から「ラォール・ウオルッシュ」特集をやるらしい。
全30作を日を変え時間を変えて上映するらしいが、試しに3作ほどをチョイス、どれもがハード・ボイルドらしくて楽しみ。
(以外と大当たりかも知れない)



「ラオール・ウォルッシュ」と言う監督、こんな監督らしい。
ラオール・ウォルシュ(Raoul Walsh、1887年3月11日 - 1980年12月31日)は、アメリカ合衆国の映画監督、俳優、映画プロデューサー。ギャング映画やフィルム・ノワールといった「犯罪映画の巨匠」として知られる。また、元カウボーイ兼水兵だったことから、西部劇や戦争映画も数多く手掛けた。その他にもコメディ映画や冒険映画、ロマンス映画など多彩なジャンルを手掛ける職人監督で、1964年に引退するまで手掛けた作品は100本以上に上る。(出典:ウィキペディア)

映画に惹かれ始めて半世紀以上経つがマダマダ知らない世界があるって素晴らしい、と思う。

コメント (2)
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中日ドラゴンズ

2024-04-09 23:53:14 | 中日ドラゴンズ

いままで知らん顔していたら本日首位になっていた。
思えばここ5年位は本当に知らん顔していて、突然「前から応援してました」顔するのは恥ずかしいが、ファン心理としては今日が今年最後のファン最良の日になるかも知れないのでご容赦。




過去仕事上で嫌な奴が居て、とあるプロジェクトのは開始時にはメンバーなんだけれども難儀すると別の仕事を言い訳にして距離を置くようになって、成功するといつのまにかどさくさに紛れて戻ってきて仲間の様に一緒に乾杯をする、と、ここまでは我慢できる。
が、さも自分が苦労したかの様に武勇伝を語る、これは我慢できない。
今はそんな我慢できなそうな奴になった気分。
でも取り合えずそんな気分を吹っ飛ばしてくれた日だった、そして久々にユーチューブを梯子した。

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