参考チャート(ドル円月足チャート)
ドル円は引いて見ると美しいV字トレ
ンドを形成しています。
260~270円のゾーンに2040年まで
上がる形状になっています。
まあ、それまでに上下動はしますが
125円を割り込まない限りは上昇トレ
ンド継続となります。(ダウ理論)
現在が158円なので160円突破はほぼ
確実に見えます。
176円あたりで一旦天井を付けるみた
いな形になっています。
比較的綺麗な左右対称形です。
円高になる為にはまず日米金利差が縮
小して貿易収支が大黒字にならないと
考えにくいのでファンダ的にも、この
まま円安が進行しそうなマクロ経済の
見立てになります。
だから米国インデックス投信積立派に
は追い風のシナリオになります。
円安になればなるほど米国株が対円で
高くなるから勝ちやすい訳です。
下手をすると今後、半世紀は円安トレ
ンドが終わらないかも知れません。
これからあと30~40年後に360円に
なると綺麗な対称形になります。
この形は「ギャン理論」になります。
テクニカル分析は奥が深く非常に面白
いので興味がある人は、じっくり研究
してみて下さい。
参考動画(天才トレーダーの見解)
ちなみに円安を円高にする為替介入は
超ハイリスクなので結構、その判断は
慎重になります。
逆の場合は通貨発行権があるので全然
怖くないのですが、円安の為替介入は
本気で通貨アタックをされると外貨準
備高以上の防衛は出来ないから日本も
かなりヤバい状況な訳です。
これはその時の政権の国際的な政治力
で協調介入に持っていけるか?奈落の
底に突き落とされるか?になります。
だから、日本の政府当局も下手には動
けず介入には及び腰になります。
日本政府単独の判断で為替介入すると
米欧はブチギレて罰として本気で日本
を通貨危機に追い込んでくる可能性が
あるからです。
まあ、キッシーの力ではガン無視され
るのが関の山でソロスみたいな化け物
に政府(財務省)がやられる可能性は
十分にあり得ます…
だから、今後も円安は止められないと
みるのが妥当な判断だと思います。
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