徒然なるまま 写遊記

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「諦めない オーナー」宮内義彦・著

2023-12-19 | 宮内義彦
「諦めない オーナー」
プロ野球改革挑戦記
(著・宮内義彦・日経BP)
☆オリックス前オーナー34年の軌跡
☆今 明かされる球史の裏側



★★★
「諦めないオーナー?」のタイトルと
オリックス球団の軌跡・球史の裏側に
興味を持ち本書を手にしました。

()オリックス・バファローズは
  2000年から20シーズン
  Bクラスが19回
  最下位・9回のチーム
  (19年20年最下位)
  
  21年にいきなり優勝を果たし、
  そこから3連覇を成し遂げ
  今、一番優勝に近い常勝チームに!
★★★
()1988年
  オリエント・リース(現・オリックス)の
  社長・宮内義彦氏が
  歴史ある阪急ブレーブスを
  買収した頃

  多くの球団が、球団は広告塔で
  「赤字 当たり前」の時代でした。

()しかし宮内オーナーは球団に
  「独立採算」を求め、経費の
  圧縮や選手獲得の投資も控えた
  経営方針でスタート。

()そして採算ばかりを追求する球団が
 「ケチックス」と呼ばれても
  様々の挑戦を続けた
  「諦めない宮内オーナー」。

★★34年間の宮内氏オーナー時代
  球団合併・球界再編成
  本拠地球場移転・
  イチロー選手の渡米など
  
  野球史に残る出来事があった
  舞台裏を
  赤裸々につづられた本書。

(オリックス 紅林投手)

☆☆☆
以上・・・本書の「主題」
球史の裏話や監督との秘話など
重要な内容紹介は、
営業妨害になるので控え、

宮内氏が関わったオリックス・
チームの遍歴記事を
ざっくり紹介しました。
 
★★★
ところで 自分の読後感の
第一声は「阪神・フロント」に
読んで欲しい(筆者タイガースフアン)。

さらに全プロ・スポーツビジネスに
関係する人やスポーツビジネス科の
学生「必読書」と思いました。

それほど本書は オーナーだから
語れる裏事情が紹介された内容と
思いました。
★★★
ちなみに筆者は、
宮内氏をビジネス・オンリー人生と
思っていたが、小学生の頃、自ら
野球チームを作り、投手もしていた
「野球少年」だったことに驚き。

さらに戦後間もない 西宮球場の 
がら空きの阪急ブレーブスの試合を
学校帰りに 応援していた少年時代の
経歴にも驚きました。
(補足・・試合が無料になる7回頃を
待って入場そして応援していた宮内氏)
★★★
当ブログ立ち寄り感謝です。

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