パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

エミール・ガレ 奇想のガラス作家 in 松濤美術館

2024年05月19日 | アート・文化
植物学者でもあったので、アール・ヌーヴォーまんまのデザインですね。
初期から晩年まで一覧できたので、なんとなくデザインの変遷が分かりました。
今までは、ある一時期のデザインを集中的に扱った展示館ばかりだったので、イマイチよく分からなかったのですね。
デザインの趣向が極端すぎる、何故に?と思っていたので。
アール・デコが始まる前に亡くなっています。
もし生きているなら、どんなデザインを生み出したのか?
アールデコ時代のガラス作家と言えば、ルネ・ラリック。
どんな関係になっていたでしょうかね?
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デ・キリコ展 in 東京都美術館

2024年05月13日 | アート・文化
形而上的絵画と言われるジョルジョ・デ・キリコ。
形而上的とは、「感覚とは別の理性的な思惟(しい)や直観によってしかとらえられない性質をもっているさま(日本国語大辞典)」
形而上とは「哲学で、時間・空間の形式を制約とする感性を介した経験によっては認識できないもの。超自然的、理念的なもの(日本国語大辞典)」

デ・キリコの絵は、「シュルレアリスム絵画の先駆け」と言われています。
シュルレアリスム宣言(1924年)の前の絵なので、こう言います。


私は形而上学(的)な絵と思っていたので、見た時はピンとこなかったです。「この絵のどこに神様がいるのか?」と思っていました。 
ちなみに形而上学とは「現象的世界を超越した本体的なものや絶対的な存在者を、思弁的思惟や知的直観によって考究しようとする学問。主要な対象は魂・世界・神など(コトバンク)」


「形而上」に「的」とか「学」が付くとこんなに違うとは。


透視図法がなりたたない背景画とマネキン等思いもよらないオブジェの組み合わせで不安感、困惑、静謐、郷愁、を想起させるのが特徴だと。

形而上的絵画、難しくて分かりません。
が、晩年の絵はポップでマンガ的で親しみが持てたかな?的な。
うーむ、分からない。不気味っぽいけどポップな的な部分を感じ取れば、それが形而上的絵画ということでOKと、解釈します(笑)

デ・キリコ展 in 東京都美術館
形而上的絵画、難しくて分かりません。
が、晩年の絵はポップでマンガ的で親しみが持てたかな?的な。
うーむ、分からない。不気味っぽいけどポップな的な部分を感じ取れば、それが形而上的絵画ということでOKと、解釈します(笑)
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宇野亜喜良展 in 東京オペラシティ

2024年05月06日 | アート・文化
齢90歳にて未だ現役、最前線。
初期から最新作までの全仕事を鑑賞できます。
疲れましたね、膨大な作品数に(笑)

個人的にイラストレーターの直筆画は、大して感動がないのです。
「印刷してナンボの作品」と思っているので。
しかし、宇野亜喜良は違いますね。見応えがあります。エモく感じるので。
妖艶、エロティック、童心な部分、それが行き着くことなく寸止めしている。
「その先はあなたが脳内補完して下さい」みたいな余白が有ると言うか、行間を読むみたいな部分が惹きつけれられます。

ほとんどの作品が撮影出来ますが、ガラスに照明や人が反射してしまい、上手く撮れません(涙)


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ファッションプレートが映し出す近代 in 北区飛鳥山博物館

2024年05月03日 | アート・文化
まだ写真がなかった頃、流行のファッションを描いてカタログとして、店に置いていたものだとも言われています。
そこで、個人的に連想するのが、アール・デコ時代のイラストです。
この展示は、アール・デコ時代の作家のイラストを展示しています。
また、浮世絵の遊女や役者絵は、まさにファッションプレートですね。

そして、その印刷技術と紙質は紙幣の印刷とも関連があると。
明治時代の紙幣の印刷は西洋に依存していましたが、それが国産へと移り変わる苦労の歴史も展示しています。
なぜなら、1875年(明治8年)、紙幣の他に官報も含めた国の印刷物を製造する工場が北区王子に設立されたからです。
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マツオヒロミ展 ~レトロモダンファンタジア~ in 弥生美術館

2024年04月30日 | アート・文化
大正ロマンを現代に甦らせた、と言うか、大正時代を現代に引き込んだ感じの斬新なアイデアのような気がします。
ともあれ、人気のあるイラストレーター初個展です。
レトロモダンだけではなく、現代画もありますし、最近はランジェリーにもこだわりがあるそうです。
マンガ、キャラクターグッズ、ロゴタイプもあります。
女性の描き方に特徴がありますねぇ。艶っぽいと言うか。竹下夢二に続くのは彼女かな?
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