四季折々

~感じるままに~

船通山で出会った花々

2024-04-24 06:21:37 | 写真・花
一昨日登った船通山では、カタクリの花に圧倒されましたが・・・
他にも山特有の花や、珍しい花などが迎えてくれました。

その1 オオタチツボスミレ(大立坪菫)



タチツボスミレに比べ絞りの模様がはっきりし、

距(後ろのしっぽのようなもの)が白が特徴とか。

その2 ネコノメソウ(猫の目草)



花周辺の葉の色が、猫の目のように変化し、

花後の実に裂け目ができ、タネが猫の瞳孔に似ることが名の由来とか。

その3 サンインシロガネソウ(山陰白銀草)



アズマシロカネソウに似るが、全体に小型で、花弁状の萼片の基部が紅紫色になり、

花後に走出枝を出すとか。

その4 ハシリドコロ(走野老)



代表的な有毒植物の一つで、食べると幻覚と苦しさから狂乱状態となって走り回るそうで、
これが名前の由来とか。

その5 エンレイソウ(延齢草)



中国ではこの根を「延齢草根」と呼び、民間薬として用いられているそうです。
根を煮出して用い胃腸などの症状が治り命ながらえた人がいたことから延齢草と呼ばれてきたとか。

その6 ゼンマイ(薇)
     


春の若芽は代表的な山菜として知られ、灰汁抜きをして食用にできるとか。
コゴミ(屈)との違いは若芽に綿毛があるところだそうです。

その7 ショウジョウバカマ(猩々袴)

花を猩々(架空の猿に似た動物の名前)の顔に、

下部の根生葉を袴に見立てこの名がつけられたとか。

その8 オオカメノキ(大亀の木)



名前の由来は、葉の形を亀の甲羅に見立てて「大亀の木」とした説や、
「大神の木」がなまったという説があるとか。

目についた花々を写していたので並べてみました。
登山道脇などで、四季折々のいろいろな花に出会うことも登山の楽しみのひとつです。



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