『白洲正子 祈りの道』(白洲信哉 編、新潮社) | 近鉄八尾駅前にある鍼灸整骨院 東洋医学の事なら、いど鍼灸整骨院。

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学生の頃、心理学の講義で『明恵上人』を知って以来、白洲正子さんの著作をあれこれと読んできました。

 

鶴川の『武相荘』へも何度か足を運びました。

 

その頃のことを、この本を読むと思い出します。

 

 

『白洲正子 祈りの道』白洲信哉 編、新潮社)

 

1998年12月に亡くなられた白洲正子さん。今もその著作は多くの人に読み継がれています。

本書は、子どもの頃からしばしば正子さんの旅に同行した孫の白洲信哉氏が、正子さんの著作を読み直し、またはその旅の足跡を辿って、白洲正子さんが伝えたかったことや思考の本質を改めて問い直す、いわば白洲正子についての入門書、という位置付けになっています。

 

白洲信哉氏は、1965年生まれ(私より若い!)でありながら、細川護煕首相の公設秘書を務め、その後執筆活動に入られました。父方の祖父母が白洲次郎・正子、母方の祖父は文芸評論家の小林秀雄。そんな家系に生まれ育った信哉氏……正子さんのものの見方や考え方をしっかり理解、そして消化(昇華)し、その上で信哉氏らしい観点から語られています。さすがです!

 

表紙の「女神像」は、正子さんの著作には言及されているのに、所在がわからなくなっていたものなのですが、信哉氏の執念ともいうべき思いで探し出したもの。……そんな出会いの感動が随所に見られます。私的には、日本人にとっての神とは?、仏とは?、あるいは日本人の魂とは?……と、改めて考えさせられました。

 

『西国巡礼』『かくれ里』『近江山河抄』『十一面観音巡礼』等々の紀行に魅せられた白洲正子ファンはもちろん、それほど白洲正子さんのことをご存じない方にも格好の道標になるかと思います。

 

おすすめします。

 

 

 

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