豊かに暮らしている60代とは
幼なじみと、わりと最近親しくなった人、この2人と話をしました。後でいつも思うのは、2人とも精神的に自立しているということ。カッコイイなと思います。
ともに60代の友達。抱えてきた問題はそれぞれ違うけれど、しんどいことが続いていても「今」どうすれば自分が楽しいかも考えていて、実行に移すことができる人達。これはとても豊かなことだし、私には足りない力です。

豊かに暮らしている60代は、人との距離感の測り方が上手い
家族とは、縁が切れない程度に距離をおく
友達とのこれまでの付き合いでわかったのは、人との距離感の測り方が上手い点です。それを真似て、私も次の3のことを意識するようになりました。
●家族とは、縁が切れない程度に距離をおくくらいの気持ちでつきあう
●成長した子どもに、自分の心配を押し付けないようにする
●ひとりで楽しめる趣味と、誰かと楽しめる趣味、それぞれを持って前向きに
よく言われることだけど案外むずかしい「家族と程よい距離を置けるかどうか」。
それに加えて、60代の自分に、没頭できる何かがあるかどうかも大事だと思いました。
私が今楽しんでいるのは、エアロビクスぐらい。あんなに通っていたクラシックのコンサートも映画も、だんだん行かなくなってきました。
生き生きと話す友達を見ていると、もうちょっと元気を出していこうと思うのです。
とくに、娘夫婦とは近づきすぎないようにする
家族との距離感で言えば、娘夫婦とは近づきすぎないようにしています。
娘たちは、結婚2年目に中古の家を買いフルリノベーションして住むことを決め、実行し、ちょうど5年になります。
はじめはついつい心配で、口を出しそうになりました。でも、夫と話しあい、なにも言わずに見守ってきました。
出すなら口ではなくお金だわ
(*゚ェ゚*)。できるだけのことはしたつもりですが、どうだったかな。
第3の場所を持つ
私が、家族や友人との程よい距離を保つためにしてきたと言えるのは、家やネットから離れて外で行動する時間を持つことです。
今の私にとって、家やネット以外の第3の場所と言えるところは限られていますが、無いよりはずっといい。少なくともそこにいれば、よけいなことを考えずにすみますから。
狭いところにずっといると、身体も心もぎゅっと委縮してしまう。
自分のことも相手のことも、必要以上に見えてしまうと思うからです。
↓60代の友達については、こんな記事もよく読まれました。未読の方はぜひご覧ください。
おわりに
自分の生き方に誇りを持ち、家族になんの心配もない。健康面でも経済面でも余裕がある。そんな60代はなかなかいないでしょう。
豊かに暮らしていると思う友達にしても、私と同じように、表に出せない悩みがあるはずです。
でも、ものごとの捉え方はまだ変えていけるはず。そんなことを思った週末の朝でした。
トップに置いた観葉植物はリプサリス。私の部屋が狭いので、吊るせるものを育てて楽しんでいます。


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