60代、もう無理な服を手放す
ひとつ前の記事つながりで、服の整理のことをまとめました。
ダサい服と言われていい私は私だ「1000枚の服を捨てたら、人生がすごい勢いで動き出した話」の感想!*イメージ
ダサくても地味でもいいのですが、自分で自分を、「なんて老けて見える体型なんだろう」と思うのは避けたいです。やっぱり切ないですから。
先日カーディガンの記事をアップし、久々に自撮りをしたのですが、その写真を見てつくづく貧相な体型だと思いました。
どっちみち現実がそうなので落ち込むことはないけれど、服も気持ちも整理してもっと楽しもう!と思いました。
ということで60歳の春。黒のカーディガンは工夫してまだ着ますが、
「もう無理、着たくない」と思った衣類を、自治体のリサイクル回収へ出しました。
60代。服を手放す基準も、手放し方も、だんだん変わってきた
今年の春、手放した服は……
●がんばって着ていく場所がなくなった服
●襟が広く開いているなど、首やデコルテの衰えが目立つのが気になる服
●ますます顔の色がくすんで見える服
手放したら気持ちがラクになりました。着ないともったいない、でも着られない、そんなふうに思っていたからです。
そういえば、手放し方も変わりました。
「売ってお金に換えたい」「誰かに着てもらいたい」。服の整理を始めた2014年、今から10年くらい前は、こんな欲がありました。まだまだそれを実行する元気もありました。
今は、出品して売るという発想がないです。フリマもオークションもだいぶ利用してきましたが、しんどくなりました。
服を綺麗に整え、写真もなるべく美しく見えるように撮って、苦情が来ないよう詳細に案内文を書きやり取りする。それでも、トラブルがないとは限りませんでしたから。
みなさんも、「手放すならこうしなきゃ」と無理をするのをやめてみませんか。
服に振り回されていた頃
300枚以上あったところからはじめた服の整理。2014年~2016年くらいまでは、服を手放す基準は今よりもっと具体的でした。
あの頃は、しのごの言っていられませんでした。あまりにも服が多く、手に負えなくなっていて。なのに、似たような服もたくさんあり、何してきたんだろう?と自分を責めたり。
整理収納アドバイザーの資格を取るため勉強をしていくうちに、判断するスピードが速くなり、暮らしも気持ちもラクになりました。
当時の私のように、まだ大量に服があり、減らしたいのに減らせないと思っている人がいらしたら……
「好き・好きでない・着ている・着ていない」のような基準で分けて、考えてみてください。
好きではないのに着ている服(イラストの薄いピンク色の部分)がとても多い、という状態は良くないし楽しくもないので、減らしていきましょう。
手放す服より、残す服のほうに目を向けると整理がすすみます。
おわりに
ともあれ、昔を思えば、今の私は贅沢な理由で服を整理しています。
それでも60代になったこれからは気持ちがラクになる方を取りたいし、ほんとうに自分が満足できる服だけを着たいです。
行動範囲が狭くても、老けて見える体型でも、好きな服を着て楽しく暮らしていきます。
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ブログ村ハッシュタグ#50代60代からの片付け#物を減らすメリット#これからの暮らし#クローゼット収納
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