今日は、残すか捨てるか最後まで迷ったラタンの家具を手放したときのことを書きます。使わないのに手放せず迷っていた気持ちを、整える時に考えたポイントについて。
家具についてはこの記事がよく読まれています。未読の方はぜひご覧ください。
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亡くなった息子のタンス解体、今の思い、これからのこと私のプロフィールと記事一覧・ブログ村小さい車に買い換えたので入れにくかったですが、ばらしておくと運ぶときもラクでした。
現在、息子の部屋だった2階の和室は、娘たち家族が泊まりに来た日に使っています。家具が減って使いやすくなりました。
5年前の3月のちょうど今頃、初孫と娘が1ヵ月ほどわが家にいたあいだは、ラタンの箪笥はまだこの部屋で使っていました。懐かしいです。
「捨てるか、残すか」迷ったときに考えるポイント
家具は本来、捨てにくいものです。
たとえ使わなくなっていても、まだ使える、いつか使うかもしれない、という思いがあるし、高価だったからという思いもありますから。また、搬出するのがたいへんという現実的な問題も。
それでも手放そうと思ったのは、次の4つのポイントで考えたら、どれにも当てはまらなくなっていたからです。
●持っていると、暮らしが便利になるか
●持っていると、気分が上がるか
●持っていると、安心するか
●持っていると、癒されるか
「捨てるか、残すか」で迷ったとき、
最終的にみているポイントがこれらです。
まとめると、
「何のために、それを持っているか」、「それは自分にとって役立つのか」となります。
次に考えるとしたら、
その家具を置いてある部屋をこれからどう使いたいか、という目標を見定めること。
それでも迷うときは現実的に考え、その家具が
手入れがしやすいものかどうか。その手入れは、今後も続けていけそうかどうかを考えてみるのがおすすめです。
ラタンの家具を捨てる決め手となった理由は
ラタンの家具は、風合いがあるし表情が変化していく楽しみがありました。軽いため自分で動かせる、というのも魅力でした。
でも、どうしても編み目のところに埃がたまりやすかった。
また、うちのラタンの家具は引き出しにレールが付いていないタイプだったため、開け閉めするとき落ちないよう気を遣わねばなりませんでした。
そういう使い勝手の不便さが「好き」「風情がある」「軽い」という思いを上回ったので、処分しようと決めました。
家具を処分する方法は
ちなみに、家具を処分する方法は以下の5つが代表的なものです。
●自治体の大型ゴミの回収を利用する
●リサイクルショップで買い取ってもらう
●フリマアプリやネットオークションを利用する
●引っ越し業者や不用品回収業者に処分を依頼する
●購入店に引き取ってもらえないか問い合わせる
手放したラタンの家具は、義母が買ってくれたものでした
このラタンの家具は、最初の同居のときに義母が息子(亡くなった私の息子)のために買ってくれたものです。30年も前のもの。
ラタンの家具としてはまあまあ良いものかもしれません。実際、30年以上経っていても撓むこともなく使えていました。
当時の私たち夫婦には買えなかった家具だし、そこに息子の思い出も残っていたため、捨てると決めたときは罪悪感がありました。
でも今は、もっと早く捨てても良かったと思うくらいにスッキリしています。
ラタンの家具は役目を終え、わが家から出て行ったのだと。
おわりに
みなさんはいかがですか。使わないまま置いてある収納家具がありませんか。片付けて中は空っぽにできたものの、もう出番がないというような。
もし何年も使わず置いたままになっているなら、いちどどうするか考えてみるのがおすすめです。
それは今、自分の役に立っているか。邪魔になってきていないか。いつか使うとしても、手入れが大変なものではないか。
この点がクリアできていれば保管しておけばいいし、そうでないなら手放す時期に来ていると思っていいです。
私は年々、大きいものを捨てるのがおっくうになってきました。体力だけでなく、判断力も決断力もだんだん衰えてきているのです。
捨てにくい大物がまた出てくるとは思いますが、そのつど「これは今の自分にとって役立つのか」と考えて決めていきたいです。
片付けにちょうどいいシーズンです(一年じゅう言っている気もしますが!)、ぜひお家の中を見直してみてください。
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ブログ村ハッシュタグ#50代60代からの片付け#物を減らす方法
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