2020年、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で夫のリモートワークが段階的にすすみ、そのまま定着。
2年後に定年を迎えてからも継続雇用となったため、夫が一日中家で仕事をしているのは同じです。
こんなに長い時間いっしょに過ごしているのは、これまでの結婚生活で初めて。
大学3回生のときに知り合い、4年付き合った後に結婚したので、40年近くそばにいることになります。互いの性格は知りつくしていると思っていました。
ところが、知らない部分がまだあったのですよ。
気を付けておかないと無駄な喧嘩をしてしまうかも…と思い、工夫するようになったことをまとめてみました。
言うだけでなく文字でも伝えています。面倒ですが、言った・聞いてない、は避ける。
これは過去記事の画像です、今はここまで準備しなくてもよくなりました。
在宅勤務になった夫とケンカせず、仲良く暮らすために
在宅で仕事をするようになった夫と、互いにストレスなく暮らすために工夫したことは以下の通り。
●在宅勤務でも、夫婦が物理的な距離をとる(夫の仕事部屋を作りました。夫婦別寝室は昔からです)
●ざっくり、一日の時間割をお互いが把握しておくようにした
●家事を覚えてもらいやすいよう、「何時ごろまでに○○をお願いできるかな」とLINEでも具体的に伝えるようにした
互いに規則正しい生活をするのがベースで、それを維持するために協力しあえるように。家事も少しずつ覚えてもらおうと思い、作戦を立てて実行してきました。
家事のことまで含めたのは、定年目前だったので、家事を覚えてもらうには今が絶好のチャンスと思ったからです。
在宅勤務でも、夫婦が物理的な距離をとる
家の中でのストレスは、家族どうしの距離が近くなりすぎることで起こります。夫が在宅勤務になった今、平和に暮らすためには、同じ空間に長く一緒にいないようにするのがいちばん。
息子が生きていた頃から、夜は交代で息子のことを見守る必要もあり、夫とは別の部屋で寝ていました。日中も距離をとれるよう、仕事部屋も別にしました。
夫の仕事机↓お値段以上、しっかりしていて使いやすいそうです
というわけで、夫の仕事部屋を新たにつくることに。
と言っても、結婚して出て行った娘の部屋をそうしただけなのですが、机や椅子を夫好みのものに買い換えただけで、ずいぶんそれらしくなりました。
居心地がいいようで、仕事が終わってからもそこに長ーくいてくれます(これで良し!)
ざっくり、お互いの一日の時間割を把握しておくようにした
お互いの予定をカレンダーアプリでざっくり把握しあうというのは、今までもずっとしてきました。でも窮屈なので、一日の細かい動きまでは互いに知りませんでした。
その窮屈だという意識を、お互いが変えました。●月●日●時~●時まで○○をする、とアプリに書き込むように。
私はこのおかげで、「まだラクだとはいえ、介護生活にもやっと慣れたのに…」というような不満をためずに済んでいます。
互いのスケジュールを知っていると、食事の準備や買い物、掃除や洗濯のタイミングなど、私がする家事の予定をたてやすいからです。
家事を手伝ってもらいやすいよう、具体的な声掛けを
私は主婦なので、家事の主役は自分だと思っています。ですが、夫が定年後も在宅で仕事を続けるうちは、簡単な家事は頼もうと思っていました。
ただし、こちらから言っておかないと忘れてしまうので、家事を一つ頼むときは、できるだけ具体的に伝えるようにしました。
「何時ごろまでに○○をお願い」と、はっきりと。
大きな体ですが料理が好きな人なので、とにかく褒めておだてて続けてもらっています。
めん類や炒飯なども美味しいのですが、ほかのメニューも覚えてもらえると嬉しい。作戦を練ろう。
夫の家事のやり方に多少イラっとしてもスルーです。自分がラクになるためなら、私はなんだってします。
終わりに
うちはもう大人ばかりの3人暮らしだし、支えが必要な義母の暮らしさえ無事に回していられれば、夫が家にいるようになっても困ることはないはず。
……と思っていたのですが、義母には我慢できることでも、夫にだと爆発してしまいそうになることが。
そうならないよう、少しずつ助け合いながら、距離を保ちながら、穏やかな日常が続くようにしたいです。言葉を選んで、大胆かつ慎重にやっていきます。
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