湯めぐり四方山話

湯めぐりは 人・風物との出会い

鹿野温泉「山紫苑」初日の風呂+食事

2024-04-24 | 鳥取の温泉

翌日は、鳥取県の鹿野温泉「山紫苑」。今回は2回目の宿泊。

山紫苑は、2006年に月間雑誌「温泉博士」に出会ってから(この施設の無料入浴手形が掲載された月に、我々が鳥取県旅行を計画したら)必ず立ち寄り湯していた施設。

それほど「たっぷりの源泉かけ流し湯が、非常に心地よい」日帰り温泉+宿泊温泉施設(国民宿舎)

この一年間(昨年3月~今年3月の)疲れを回復させるために、是非とも「源泉ざぶざぶ本物温泉に24時間ひたれり」で選んだ宿。

鹿野町に入ると真正面に見えてくる「山紫苑」の建物

玄関には、日帰り湯の案内が出ていた。

ロビーからは、山紫苑の自慢の庭園が正面に見える。

今回の宿泊部屋は、新館4階だった。

部屋の中の様子・・

布団は最初からこの状態で・・自分たちの好きな時に敷くことができる。

泊った部屋と同じ新館4階には、エレベーター前に24時間入浴可能の男女別・展望露天風呂があった。

夫は、久々の連日運転の疲れか?部屋から徒歩10歩の、この展望露天風呂へ行った!!

展望内湯の横の湯待スペース

ここの給水機は、少しコツが要る!!コップが柔らかめ過ぎて?水を押すレバーにコップを直接押し当てると楽に?コップが潰れる??

その為、指で直接レバーを押して(コップは添え物程度にして)水を出す必要あり!!

さて?私は…どの風呂へ??

今日は、天気がいい~!! そうなると・・

まずは、本命の1階「庭園露天風呂へ」直行!!

晴れた日の庭園露天風呂は、さぞ!!景観がいいだろう~!!楽しみ~!!

本館の1階、初日の女湯は、右側の赤い暖簾!!

内湯は・・明るい光が差し込み、湯が並々と入った極上湯の景色が広がる。これやこれ!!

静か~!!誰もいない。今のうちに、庭園露天風呂へ行こう!! 

懐かしい~この景色!!

いいわあ~この景色を長らく求めていた~!!

何もかも懐かしい・・

一人湯タイムが静かに流れる…ひたれり…15年前退職の4月、最初に来た「山紫苑」のこの湯が私を癒してくれた。

15年間の年月の長さを思い出し・・湯の中で、しみじみと感慨にふけっていた日・・

お天気の日、嬉しい日傘。ゆっくりと湯船に浸り、初回の湯で、思わぬ長湯をしてしまった!!

長湯に気づき、慌てて上がる。

湯上り、廊下に出ると!! 本館1階の風呂は午後11時に男女湯が入れ替わる表示あり。

温泉自体は24時間いつでも入られるが、途中で男女入れ替わるので、間違える人が多い??

初日の女湯は、貴重品入れが更衣室に無かったが、女湯の暖簾を出たら、すぐ目の前の廊下にあった。

さて、旧館1階の風呂から新館4階の部屋に戻ると・・

なかなか身体の火照りがとれない!!大変だ!!これでは、滞在中に何回も入浴できないぞ!!

が、今回宿泊する新館4階の部屋は、晴れた日は、強烈な西日まで当たるし…暑い…暑い…

慌てて?フロントへ扇風機を貸してもらいに行った(この時季は、館内の空調は一斉の暖房のみ。その為、私たちは部屋の空調スイッチを切って対応していたが…)

扇風機で、やっと体を冷やして、やれやれ~いざ??また、お風呂? 

いやいや、今度は夕食へ・・

夕食は、正直なところ、あまり期待してなかった(前日の奥澤旅館での魚介類たっぷり料理が頭に残っていて)

夕食は、毎回一階の食堂で頂く・・

夕食は、いい意味で期待を裏切り??とっても美的にナイス(季節感があり)味も量もちょうどよかった!!

お品書きがついていた・・丁寧に作られた料理たち・・

春らしい前菜たち・・

すっぽん+貝が入った茶わん蒸し(山紫苑はすっぽん料理で有名な宿)

桜色の山芋・・薄味がついていた。今は桜咲く4月・・

見た目も春らしく、どれも美味しくて、楽しみながら、ゆっくり味わって頂いた。

何より?昨日から満腹ご飯で来ているので…我々には、ちょうどいい量だった!!

 

今回泊まった新館には、コロナ期間を経てか?機能的なスペースがあった。

庭を見ながらデスクワークもできるスペース(無料)↓

もう1つ進んだ部屋もある。↓

ここは、時間制(予約して)利用出来るパソコン付きの部屋。山紫苑の本物温泉に浸かりながらデスクワークが出来る個室。

こちらも、窓から山紫苑の緑溢れる庭園や竹やぶが見えて、心安らぐ。

更に、ミニ会議ができる個室もある。↓

コロナの時期は旅館業界にも試練だったと思えるが・・より快適な宿舎になった気がする。

山紫苑は、「充実した施設部門」ランキングで、鳥取県一位に選ばれていた。


コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

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山紫苑 (屋根裏人のワイコマです)
2024-05-01 11:20:38
思い出の 山紫苑 なんですね~
15年の思い出温泉・・数年間にわたる我が国の
コロナ政策は、 産業と 人心を分断して ・・
官僚も内閣も その反省もなく・・空白の数年は
子供たちから お年寄りまで 禍根を残して去った。
そのことをしっかり国民議論して反省すべきは反省
してないので・・また次感染症が来ると 77兆円
いやそれ以上のムダ金が使われることになる・・
リモートワーク・・流行語で終わらせてはいけない。
確かに… (hitareri)
2024-05-01 11:57:34
確かに…コロナの期間には、山紫苑には、なかなか足が向かなかったですね。
日本中、宿泊施設は、皆、経営に頭を悩ませたのでしようね?その名残り?リモートワークの部屋(温泉付き)を考えたのでしようか?今は?誰が利用しているのでしようか?現在の利用方法が気になるあの部屋達(リモート勤務用?)ですが…
山紫苑のお風呂 (山陰の日々)
2024-05-04 17:51:44
あの露天風呂に 貸切状態で入浴できとは ラッキーですね。
ちょうど つつじも きれいですね。

私も 以前は よく日帰り入浴に行ったし
去年は 初めて宿泊しました。

料理は まあまあだと思います。

昔々 すっぽんのコース料理も 食べました。
すっぽんのコース料理!! (hitareri)
2024-05-05 12:46:07
作家の松本清張さんは、すっぽん料理に目がなかったようなので…山紫苑の料理で。すっぽんコースが一番と知ったら、行ったかも…ですね!!
私も一度、食べてみたいです!!すっぽんコース料理を…今回は、茶碗蒸しの中に僅かに?すっぽんが入っておりましたよ!

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