スズキ「e-Let's」電動バイク最強説 | 電動バイク・EVスクーターユーザーブログ

電動バイク・EVスクーターユーザーブログ

マイノリティな電動バイク・EVスクーターユーザーの日常体験記。
メインの愛車はキムコ「サンボーイ」から、アディバ「EM100」に乗り継ぎました。
情報少ない電動バイクについて調べたり体験したりしたことを記録していきます。

こんにちは。先日、ちょっとした浦島気分を味わったストロベリンです。

 

私がブログから離れていた間に、「定格出力600W」の筆者・吉岡さんが、いつの間にかなんとアディバ「e-moving」から、タイトルのスズキ「e-Let's」に乗り換えておられました。どうやら走行距離5000kmを越えたあたりで、元のバイクに不具合が起きたようです。

 

スズキ「e-Let's」

 

バッテリーとの接触不良(?)のようですが、これはほぼ同じバッテリー搭載状況の愛車「EM100」にも起こりうる話のような気もします。やはり電気製品ではあるので、走行中の振動がバッテリーとの接触部分など、繊細な部品に影響を与えてしまう可能性はあります。ちょっとした断線でも不動車になりえるということです。

 

故障原因を究明するのにやや費用と時間が掛かりそうであることから、吉岡さんは乗り換えを検討したようですが、新しい電動バイクに換えるのはワクワクすることではあります。いいな~。うらやましい。

 

スズキ「e-Let's」は現在絶版車です。在庫分しか新車はないはずで、手に入れられるとしたら、お店で売れ残って眠っている車体でしょう。でも、このバイクのポテンシャルは私も5年前に”もろもろ考慮して最高の原付一種の電動バイク”に挙げていて、自分でも乗ってみたい一台ではありました。

その時の記事はこちら

 

理由は簡単で、

〇販売チャネルの多さ=故障時の対応店舗の多さ

〇売れば売るほどメーカーの赤字が増えると言われた、ポテンシャルに合わない価格。

〇大手国内メーカー製という車体への安心感。

です。

 

私はさほど愛車に乗り切れていませんし、日常使用の電動乗り物として何のトラブルもストレスもないので乗り換えを検討してはいませんが、逆に普通に走れてしまうため、しばしば電動の乗り物であることやその希少性を忘れがちになります。ブログネタにも事欠くくらい、良くも悪くも普通のスクーターなのです。

 

改めて現在販売中の新型電動バイクをざっと拝見してみて、価格こそ電動バイクとしては低めに抑えられているものの、走行性能の点では、エンジンバイクからの乗り換えを期待できるほどではなさそうです。高いエコ意識などがプラスされないと、原付一種の乗り物としてはややストレスになるはず。

 

数年前は、まだ走行性能的に優れたバイクは他にもありました。でも、販売店が限られることや、悪名高かった中国製部品を使用している車体への一抹の不安感、メンテナンスの見通しなどを考慮すると、その中では高価な方だったスズキ「e-Let's」のポテンシャルは、認めざるを得なかったと記憶しています。

 

その後、唯一「e-Let's」並みの走行性能を実現していた原付一種のバイクは、バイクル「Z4」だけだったのですが、こちらも現在では販売を終了してしまったようです。とても可能性を秘めた電動バイクでしたが、需要が喚起されないので伸び悩んだのだと思います。もったいない機種です。

 

image

バイクル「Z4」

 

もしこれから購入を検討されている方は、吉岡さん同様にこうした新古車を探してみる価値はあると思います。ただ、新古車の場合はバッテリーだけでも新しくした方が良さそうです(汗)