言葉ほど恐ろしい凶器はない | 賢太郎先生の今日も元気だ、ご飯がうまい!

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その何気ない一言が与える影響というのは良くも悪くも大きいものです。

 


 

 

最近は平気で「死ね」「消えろ」「きもい」という言葉を使う大人や子供を見かけます。

 


 

 

もう口癖になってしまっている人もいて、そのことに愕然としました。

 


 

 

私が初めて不登校になったのは中学1年生の3学期。

 

もう13年前になりますか。

 


 

 

同級生が何気なく放った「死ね」「なにまじめにやってるんだよ。気持ち悪い」「帰れ」「二度と姿を見せるな」が、あまりにもショックで翌日から急速に学校が怖くなりました。

 


 

 

「自分は気持ち悪いのか」「この世に存在していい人間なのか」と考えてしまい、死にたいと思い始めたのです。

 


 

 

言葉というのは本当に恐ろしいです。

 


 

 

にも関わらず一般の人だけでなく、テレビに出る芸能人もテレビで発言していますよね。

 


 

 

芸能人の影響力は、それこそ計り知れないものです。

 


 

 

なぜ、それを平気で電波に乗せて流すのか。面白ければいいのですか?

 


 

 

はなはだ疑問に感じます。

 


 

 

勉強を教える前に人の気持ちを考えて話すことの大切さを教えるべきでしょう。

 


 

 

私は塾講師をしていますが生徒が、そのようなことを言えば必ず叱ります。

 


 

 

怒るのではなく叱ります。

 


 

 

なぜ言ってはいけないのか、言えばどうなるか。当たり前ですが、そこから話していきます。

 


 

 

もう一つ。「がんばれ」ほど誤解されている言葉はないでしょう。

 


 

 

言った本人は励ましの気持ちかもしれませんが精神的に落ち込んでいる側からすれば、これほど辛い言葉はありません。

 


 

 

がんばれ=君は頑張りが足りない。努力が足りていない。と捉えてしまうからです。

 


 

 

でも悪気があるわけでもないから否定もできない。そして自分は頑張り・努力が足りないと追い込んでしまう。

 


 

 

悪循環な言葉だと感じます。

 


 

 

もし、この記事を読み周りに精神的に辛い状況の人がいるならば「よくやってるよ。」「調子はどう?」と声掛けするのが良いでしょう。

 


 

 

今日の最後に1つ。

 


 

 

残念ながら自殺という選択肢を選ぶ方もいます。

 


 

 

そのニュースを見て聞いて私の知り合いが「自殺する覚悟があるなら何でもできるだろ。逃げてるよね。」と言いました。

 


 

 

私は驚きまた愕然としました。「お前もか・・・」と心の中で呟き黙り込んでしまいました。

 


 

 

自殺を選ぶのは本人にとっても辛いことです。でも選ばなければならない。

 

というより、それしか方法がないところまで追い込まれたということです。

 


 

 

私も自殺を覚悟し自殺未遂にまでいきました。

 


 

 

本当に辛いです。「バカじゃないの?」「病んでるね」その言葉が辛かった。

 


 

 

もう少し、人に寄り添える社会にしなければならないと実感しました。

 


 

 

むしろ私は自殺した人、しようとした人に「バカじゃないの?」と

 

人に「死ね」「きもい」「消えろ」と平然と言える人のほうが病気だと思いますよ。

 


 

 


 

 

人が支えあい、うつ病などの病気で苦しんでいる人の力になれますように。