筋トレでは作れないベースの能力はあるか | さかもとサンのブログ

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なんかいろいろをそれなりの期間やっている人が思っていることなどを記事にしているブログです。

最近は筋トレブームで、筋トレから体作りを始めてそこから情報配信したり、パーソナルトレーナーとして活動したりと言う人が多いのではないかと思う。

と言うのも、とある有名筋トレインフルエンサーがやっぱり体を鍛えることに関しては筋トレ以外はしていないような感じと受け取れるような話をしていたからなのだが、もちろんスポーツ選手がというのも当然いるけれども、逆にスポーツもしないで筋トレだけで体の使い方を学んで情報配信している人もたくさんいる可能性も十分にある。

もちろん言わないだけで他の事で体が鍛えられたベースがあって、そこから筋トレをして更に鍛えられらという人もいるのも当然だけれども、どうなんですかね。

今思うと、私はおそらく通常よりも足腰に粘りがある方だと思っていますが、トレーニング以外で鍛えられたものが大きいかなと思っています。

小学生~高校卒業して19才ぐらいまでかな、この間に良く走ってたし、高いところから飛び降りてたし、重たいものを持って長時間移動したり、10kgとかあるものを運搬してたし、まあとにかく良く歩いていたしという感じで、今でも歩くことにあまり抵抗がないぐらいには足腰を使っています。

これは遊び、通学(日常)、仕事と足を良く使う機会があったのでそれで勝手に鍛えられたという感じですね。

若いころに付き合っていた彼氏にも「足がカモシカみたいだね」と言われてたし、とにかく筋トレを始める前からすでに脚・足は勝手に鍛えらえれたって感じですね。

そのベースがあって、今度は筋トレというもので負荷を掛けていくもんですから、他の人よりも強いはずです。

そういう経緯があるからこそ、体を鍛えるのは筋トレがすべてではないと思ったりもしています。

そんな私だからこそ思うのですが、足腰の粘りを筋トレだけでつけるのは大変なのではないかと思います。

パーソナルトレーニングで指導をしていて思うのですが、足腰の強い人はいるかも知れないですが、粘りがある人はあまりいないですね。

すぐにへたるというか、諦めるというか、あれは諦めているのではなくて身体的にもう無理だという状態なんですね。

逆に言うと、粘りがあると強いけど怪我するリスクが上がるとも思います。
粘れるから無理も出来ちゃう、粘りがあるから良いのかと言われると難しいところです。

こうやって見ていくと、やっぱり筋トレだけではなく鍛えられた体というのは存在するというのか、それを持っているか持っていないかで、例えば筋トレをした時の効果が違ってくるのかも知れないなと思います。

逆に言うと、私は筋トレの純粋な効果はあまり反映されていなかったのかも知れないです。

まあ、筋トレを導入するにあたり、その人の持っているポテンシャルやスキルと言うのが、筋トレ習得の速度と関係していることはあるのではないかと思います。

こればかりはね、自分の人生が影響しますから。

持っていて損はないですが、持っていない人からの指導を受ける時に、指導する側が戸惑ったり、指導される側も戸惑ったりはあるかも知れないですね。

まあ肉体は筋トレ以外でも鍛えて作ることはできるってことですよ。
筋トレばかりしていると忘れがちですが。