ねこのてのひら

※注意書き※
・ねこのてのひらはプニプニです。
・用法・用量を守ってお使いください。

みたびなるか…不死身のバカ兄ちゃん(2)

2022年04月22日 20時46分12秒 | 日記
心不全の治療をはじめてから2週間後、改めてレントゲンを撮りました。

見た目からしてむくみが改善したとは思えない状態だったので、そもそも期待はしていなかったんですが、それでもそのあまりの結果の悪さに、なんだかもう愕然です…。

最初に撮った画像では、肺の中の空気で膨らんだスペースは、通常の1/3くらいはありました。

ところがその2週間後の画像を見ると、空気のスペースは片肺のみぞおち部分にほんの少し残っているだけの状態に…。

両肺の大部分が溜まった水で圧迫されて、もうほとんど膨らまなくなってます。

先生が「ご飯は食べれてますか?」と聞くので、「食欲だけはものすごくて、年寄り猫の中では1番食べてます。うんちも立派なのが毎日ちゃんと出てます」と答えると、先生は怪訝そうな表情をしながら、「とても食べられる状態じゃない感じなんですけど…」ですって。

ん…? バカ兄ちゃん、ここにきてとうとう、生きたままゾンビになったか?

毎日食欲だけはすさまじくて、誰かが何かを食べるような気配に感づくと、しっかりアンテナでキャッチして寄って来るほどなので、「まだ食べられるんだから大丈夫」と心のどこかで安心してはいたんですけどね。

食べてる姿を見るだけで、「まだ死ぬ気はないんだな」って思うし、だからこそ、ほぼ老衰に近い状態でもなんとか今回乗り切れないかと治療を試みてもいるんですが…。

でも考えてみたら、体の一部(耳)は腐って悪臭ぷんぷんだし、心肺ともにほとんどまともに機能してなくて、いまの全身の状態を考えたら「ほぼ死体」のようなもので既にあの世に行ってます…。

なのに、「食べたい、食べたい、食べたい」って、まるでゾンビじゃんか~

ってふざけてるように見えますけど、実際はちゃんとまじめに闘病してます。

ひとまず第2段階として、前回は避けた利尿剤を投入します。

そして、肝機能の数値が以前に比べると格段に良くなってもはや正常値なので、肝臓の薬とビタミン剤(脳梗塞後に飲んでる神経の薬)を外して、ステロイド剤も使います。

たしかに食べてはいるんですが、ほとんどの栄養分を水分と一緒に放出しているような状態なので、実際には栄養失調の状態に陥っているそうです。

なのでちょっとドーピングみたいな感じですけど、ステロイドで助けてもらいます。

まぁ、その副作用として、食欲と飲水量はさらにパワーアップするみたいなので、「これ以上飲み食いするのか?」とややビビッてますが…





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。