ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

皇位継承危機意識のアンケート ( テレビのコマーシャル )

2024-05-12 14:13:06 | 徒然の記

 松田氏の著書の紹介をしている間に、また新聞が溜まりました。4月28日から今日まで、2週間分をサイドテーブルに積んでいます。

 ざっと目を通しますと、大きな問題が二つありました。

   1.  皇位継承問題     2.  憲法改正問題

 いずれも、千葉日報新聞に配信された共同通信社の記事です。皇位継承問題の記事は4月28日で終わっていますが、5月3日が憲法記念日ということもあり、憲法改正問題は毎日取り上げられていました。

 共同通信社もNHKや朝日新聞社と同じで、国民に必要な情報を毎日たくさん届けてくれます。政治、経済、文化、芸能、スポーツ、社会面と多様なニュースは、私たちの生活に役立っています。

 これについての感謝は忘れていませんが、皇室や憲法問題になりますと、素直に読めない記事が増えます。今に始まったことでなく以前からそうなのですが、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に、今回は改めてお伝えしたいと思います。

  ・「ねこ庭」では、NNK、共同通信社や朝日新聞の報道を酷評しますが、組織や会社全体を否定する意見ではありません。

  ・取り上げた記事や報道に関する酷評であり、反対意見です。

 マスコミの報道も「ねこ庭」の発信も、「言論の自由」な日本における色々な意見の一つです。違いがあるとすれば、88人の読者登録数と百万単位の読者・視聴者の数です。「多数の横暴」、「数の暴力」と言って少数野党が自由民主党を批判しますが、「ねこ庭」にはその気持ちが分かります。

 立場を変えて言いますと、「ねこ庭」から見ればNHKや共同通信社や朝日新聞などは、「多数の横暴」、「数の暴力」となります。なぜそうなるのか分かっていますから、「ねこ庭」では野党のような言いがかりはつけません。

 少数派というのは国民の意思、つまり民意が得られない結果ですから、民意が得られていない自分を見直す必要があります。野党のように言いがかりに終始していると、国民からそっぽを向かれ民意が離れます。

 そこへいくとマスコミは大したもので、言いがかりをせず、著名な学者や文化人に意見を述べさせ記事にしたり、電波で流したりします。学者や文化人が有名であるほど国民が信頼しますから、大騒ぎする野党よりマスコミの方が一枚上手です。

 世界ではこれを「情報操作」、「扇動」、「情報戦」と呼んでいますが、民主主義社会で許されている「報道の自由」と「言論の自由」の範囲内ですから、一概に否定できません。「ねこ庭」はこれまで「情報操作」と「扇動」を攻撃・否定してきましたが、今は改めています。

  ・マスコミの報道は信じるものでなく、読むもの見るものである。 

 つまりこれです。一番良い例が、テレビのコマーシャルです。金と時間をかけたコマーシャルが、視聴者に語りかけます。美男美女、愛らしい子供、分別のありそうな老人たちが、笑顔や音楽と共に視聴者の購買意欲をそそります。

 ドラマの途中に入ると腹が立ちますが、気にせず眺めていますと、作り手の工夫や熱意が伝わり感動するものもあります。だからと言って、視聴者が勧められた製品を買うとは限りません。参考情報の一つにするだけで、コマーシャルを鵜呑みにするバカはいません。

 大手新聞や地上波のテレビから読者や視聴者が離れ出し、新聞社とテレビ局の経営が傾いているのは、国民が昔と違ってきたからです。

  参考情報の一つにするだけで、コマーシャルを鵜呑みにするバカはいません。

 この言葉の一部を次のように変えると、大手マスコミの斜陽化が理解できます。

  参考情報の一つにするだけで、報道を鵜呑みにするバカはいません。

 いつものことですが、本題に入る前の長い前置きとなりました。どこが「皇位継承危機意識のアンケート」なのかと、笑っている方もおられるかもしれません。本題には次回から入りますが、無関係な「前置き」でもありません。共同通信社の「皇位継承危機意識のアンケート」を、コマーシャル記事と思わない読者がまだ沢山いますので、安心するのは早いからです。

 息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々だけにでも、共同通信社の記事はコマーシャルと同じ「情報操作」ですよと、お伝えしたいと思います。

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