奈良市北部・高の原の昆虫

奈良県と京都府の境の町、高の原周辺の昆虫を紹介します。
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オオコノハムシの脚に、吸盤?発見

2018年09月01日 | ナナフシ目 コノハムシ科
オオコノハムシがまた、脱皮をする体勢に入りました。
あまり動かなくなり、食べなくなり、糞をしなくなり数日。
こうなると、間もなく脱皮です。
今度こそ、成虫になるのだと思います。


こんな感じで、もう動きません。
身体も白っぽくなって来たような。


いつもはレモンリーフの葉っぱに掴まって脱皮をするのですが……


今回は、前脚が、プラケースの透明蓋のところにあります。

おいおい?
ちゃんと掴めてる? いや何も掴んでいない。
脱皮する時に身体を支えねばならないのに、
このままでいいのか? 本当にいいのか?

チョウ目の幼虫なんかは、蛹化の際は、あらかじめ、
天井や壁などに糸の台座を作りそこに身体を固定するけど、
コノハムシが糸を吐くとは思えません〜!

前脚は、どうやって固定しているの???
老眼で細かいところが見えにくいので、虫眼鏡で見てみました。


前脚に、吸盤がある〜〜〜〜!
前脚の爪の間にある、緑色の玉のようなもの、
これ、吸盤ですよね???

今日の今日まで、コノハムシの脚に吸盤があるとは知りませんでした!
初めて気付いたのです。
へえ〜と思って、「コノハムシ 脚 吸盤」でWeb検索してみましたが、
該当する情報は得られず。

この吸盤、ずっと存在してたのだろうか?
それとも、脱皮の際の限定の、ひみつ道具なのだろうか。
成虫になってからも、注意して見てみたいと思います。


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