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高1から一段高みを目指す英語の勉強法とは その1

2024年04月29日 | 大学受験 英語

今YANO塾の高校生は

理系・文系の内訳はだいたい半々です。

理系・文系に関わらず一番大切な科目は

何だと思いますか?

    それは国語です!

あらゆることを理解できるのは

みなさんちゃんとした日本語力を

身につけているからです。

 

国語力のある人は学力全般の伸びが

全く変わってきます。

ただ、高校生になると

国語力を上げるのは至難の業です。

(高校生の国語力教科については

また別の機会で語る予定です。)

 

英語と数学は正しい勉強法を

実践すれば、いま成績が良くなくても、

必ず伸ばすことができる科目です。

 

実は、YANO塾は今年から

英語の授業において高一の塾生に

新たな実験的な指導を始めました。

塾で実験的?な指導?と

思われるでしょうが、

それについては、

のちほどお話します。

 

今日お話することは

高校1年生が陥るお悩みです。

そのお悩みとは、中学の時には英語が

得意だったのに、高校からなかなか

英語が伸びないというお悩みです。

 

中学の英語の勉強の総量は高校と比べて

3分の1か5分の1くらいだと思います。

中学生の時は定期テストで少し頑張れば

暗記力のある人はほとんど90点以上

とっていたと思います。

 

ところが高校生になると、

定期テストにおいて、いわゆる進学校と

言われる高校ではなかなかの質の高い問題と

こなせないほどの問題量が出題されます。

 

そうなると、得点は一気に下がってしまいます。

そこで、中学の時に成功した暗記優先の

勉強で英語をなんとかしようとします。

いわゆる「やっつけ勉強」です。

よく一夜漬けといいます。(笑)

 

テスト前に大量の範囲に出された

問題を猛然とこなさないといけないし、

オーバーフローしてしまうような

広い範囲で出題されているので、

全部やりこなすだけでも大変です。

 

やっつけ勉強は、

学力をつけることを目指すにおいて

絶対にやってはいけない勉強方法です。

 

でも、時間がないし、他の教科もたくさん

すべきことがあるので、わかってはいても

短時間に大量の問題をこなして

とにかく丸暗記の勉強でなんとか

間に合わせようとします。

 

だれもが経験あることだと思います。

無理やり覚えたものは記憶の減衰曲線通り、

時間が経つとどんどん頭の中から抜け落ちて

いきます。

 

そうならないためにも

定期テストの勉強であっても

自分から進んで勉強しているつもりで

勉強に取り組んでほしいのです。

 

この質を変換するということを

文章で説明するのは難しいですが、

英語は一度インプットで頭に入れたあと、

できるだけアウトプットしてみると

すごい効果があります。

 

生徒が習った構文があれば、

それを使って例文を作り、生徒にそれを

英語に直してもらいます。

実践的に用法をマスターしてもらう

という、とてもアナログなことを

塾の授業で実践します。

 

こういう教え方は、先生のほうで、

英語が瞬時に出てこないと

できない芸当で、それができる先生は少ないと

思います。

 

さて、

英語の授業において高一の塾生に

新たな実験的な指導を始めました。

 

この4月から

高1の塾生に高2の英語テキストで

勉強を始めてもらったのです。

塾生は中学の時、塾で

高校の分野まで進んでいたので、

抵抗なくやりこなしています。

 

英語はベースがしっかりついていれば、

難易度の高い問題がこなせるのだったら

意外と刺激をうけて英語の本質を

よく理解できてくるのではないかと思っています。

ただ、これは私のあくまでも仮説です。

塾生もその一学年上のテキストができるのを

結構楽しんでいるようだし、説明しても

よく理解しているので、力は確実につくと

ふんでいます。

 

半年くらい続けて

どこまで英語が伸びるか

楽しみです。

どのように成績が

のびるかについては、

報告したいと思っています。

(但し、高1からの入塾生には成績を判断して

高1の内容からスタートしますので、ご心配なく)


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