小春日和。ポンコツ未婚娘と認知症実母の日常

小春日和。ポンコツ未婚娘と認知症実母の日常

2014年7月。母はアルツハイマー型認知症と診断されました。
アラフォー独身(非正規雇用)。アルツハイマーの母との2人で細々と暮らしております。
介護、非正規雇用、独身、色んな不安材料に挟まれた日々を書きつづります。(追記)2019年レビー小体型認知症と再診断。

昨日は数年ぶりのブログ投稿にもかかわらず

いいね、コメントをいただき感無量です。

体感的に4年ぶりぐらいだと思っていましたが

2021年11月に停止していたので、2年半ぶりぐらいですね。

 

昨日は母に面会予定でしたが

家を出ようとした時に施設から連絡が急遽入りまして

朝から発熱があり熱が下がらないため、本日の面会は取りやめをお願いしたく、との事でした。

医師の許可が下りればオンライン面会に切り替えもできますが、と言われましたが

本人発熱があって辛いだろうに。面会時間10分とはいえ。

残念ですが後日改めて面会予約を取りますと電話を切りました。

 

アメブロ久々にログインして以前書いたブログを読み返してみました。

2018年の4月頃から急速に母が壊れていったんだな・・・。

今は自分が落ち着いているので客観的に思う。

当時は毎日がいっぱいいっぱいで、介護知識もなく

介護とは自宅でみるものと勝手に思い込み、手探りで母のお世話をする毎日に、

母のためには、母が穏やかに過ごせるためには、どうしたら・・・どうしたらベストか・・・

と考えているうちに、母に依存していたのだろうと思います。

いや。まだ全然介護してないじゃないか自分。

もっと大変な思いをしている人はいっぱいいる。

と、自分に言い聞かせていたのだと思います。

 

各家庭の環境、事情、本人の症状は違います。

 

うちの場合、介護者である私の仕事が不安定な事。

休みシフト制により上手く介護サービスを使いこなせていなかった。

独り身なのもあり相談する家族もいない。(姉はいますがあまり仲が良くありません)

母の認知症の進行が速かった。が、当時の私は麻痺していたので現状維持できればと思って介護していた。

その私の麻痺した感覚が母を苦しめ自分の首をも絞めていたのだと思います。

ブログを読み返してみて、タイムマシンがあるなら当時の自分にこのタイミングでこう言ってやりたい、ああ言ってやりたいが多々あります。

 

シングル介護をしている方。

どうか的確なアドバイスをくれる人材を近くに作ってください。

ケアマネさんがそうゆう方であればベストですが・・・

残念ながら期待と希望を打ち砕かれる場合があります。この世は残酷ですから。

 

 

 

認知症の母の介護に悩み、悩み苦しみを吐き出すところがなく

こちらで書かせていただいていましたが、

母が介護医療医院に入所して4年が経ち、

私は介護の日々から解放され、非正規、低賃金で職場と家を往復する日々に戻りました。

完全一人の生活は楽ですが寂しいものです。

以前は母がいてくれたので食事も作っていましたが、一人だと食事もどうでもよくなってきます。

 

現在母はベッドに完全寝たきり。

食事もとれないので、経管で栄養をとっている状態です。

もう、喋りません。

反応もなくなってきました。

 

2024年2月になってやっと母に面会できるようになったんです。

昨年まではオンライン面会(面会時間10分)でした。

先月4年ぶりに母に会えました。

予約制で面会時間10分は変わりませんが、画面越しではなく、パーテーションの向こう側ですが

実際に母に会う事ができました。

リクライニングに目を瞑った母の姿を見た時喜びで声を上げてしまいました。

声掛けに反応なくただそこにいるだけ。

「お母さん」と何度も呼びかけ、天気や、今何年何月、寒くはないかなど一方的に声をかけ、

「もう2月も後半。来月もう3月だよ。1年早いねー」

と話しかけている時、母の瞼が開きました。

私の誕生日3月って覚えてくれてた?・・・・なんで都合のいいように解釈して嬉しくなってごめんね。

こんな姿にしたダメな娘なのに。

 

面会は1か月に1度しかできないので、今日は2度目の面会です。

今日は目を開けてくれるだろうか。

だいぶご無沙汰をしております。

母が自分で食事を取れなくなって完全寝たきり状態になってしまって以降ブログを書く事をやめていました。

新型コロナが落ち着いてきてやっと療養病棟の面会が再開して喜ぶのも束の間。
昨日の夜施設から電話がありました。
発熱が2日続いている、と。
肺炎だそうです。
現在、点滴で抗生剤を入れていて、体を動かすと「痛い」とか反応はあるものの、いつもの元気はないとのお話でした。

今日仕事が休みだったので日中面会へ。
ちなみに面会時間は5分。
平熱で2週間以内に大勢が集まる所などに行っていないか、周りに体調不良はいないか、
そしてワクチン2回接種済が条件です。

面会した母の姿は酸素マスクをつけ
口を大きく開けて呼吸が困難な状態でした。
あまりにも辛そうな姿に驚いてしまい声が出ませんでした。
今日胸のレントゲンを撮ったそうですが
ほぼ肺炎で間違いないでしょう、との看護師さんからのお話です。
先生は今院外でお話は後日になるとの事でした。

昨晩の電話から症状が悪化していて
あの苦しそうな姿を見てしまって不安で仕方なくて…どこにも不安を吐き出せないのでまたブログを使って吐き出させていただきました。

あぁ…もう近いとゆう事なのでしょうか。
母が生きていてくれるだけで、家族とゆう温かみが唯一感じられる。
母がいなくなったら本当に「独り」になってしまうんだな…