大阪関西万博【未来の都市】パビリオン体験談!予約でシアター有無の予約の違いとは?
未来を覗ける大阪・関西万博『未来の都市』!巨大スクリーンに映る人類の進化、未来を決める参加型シアター、さらには触れる立体映像まで。最先端技術とエンタメが融合した体験!予約
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未来の都市 パビリオンとは?
大阪・関西万博 未来の都市パビリオンは、来場者にさまざまな課題への問いを投げかけながら、出展企業が考える未来の形とともに、未来の都市像を一緒に考えていくことがテーマとなっています。
12社の日本を代表する大企業が集まって、テーマに沿った展示を行うパビリオンです。
体験できる企業も多く、小学生・中学生に向けた内容が多数あります。
なお予約が必須のパビリオンとなっています。
修学旅行・校外学習での団体パビリオン予約では一番人気のパビリオンです。
未来の都市:オープニング

人類が誕生する前の世界
建物に入ると、ホールAからホールCまで順番に歩いていくことができます。

情報社会
ホールAでは「40億年・幸せの旅」というテーマで
人類誕生前の世界からSociety0.0からSociety 5.0(ソサエティー5.0)までの世界を高さ5m、長さ92mの巨大な膜スクリーンを使って映像を映し出すオープニングエリアです。
・人類が誕生する前の世界
・マンモスと戦う人類(狩猟社会)
・米づくりを始めた農耕社会
・産業革命による工業社会
・現代の情報社会
それぞれの時代を象徴する映像が映し出されます。

未来の社会
そして、未来の社会では、歩く自分の姿が映像として映し出されます
映像と一緒に先にある展示スペースへと向かって行き、気分が高まってきます。
ソサエティー5.0とは
情報社会の次の世界。「仮想空間」と「現実世界」を融合したシステムで、経済発展と社会的課題の解決を目指す。一人ひとりが多様な幸せを実現できる社会のことです。
※場所:ホールA
未来の都市:未来シアター KDDI株式会社

未来シアター マップ(ホールBの解説)
ホールBは主に2つの体験ができます。

2035年からの通信
2035年の未来へ。
健康と食事など社会の課題を解決する方法を、参加者の多数決で決め、未来を作っていくシアター。

未来シアター
2025年生まれ。2035年に10歳になった子供が、通信で私たちに呼びかけてきます。
未来(2035年)では、ある困ったことが起きていました。
この状況を変えるには、私たちが現代の考え方を変えて、未来を変え、助けてほしいと言うのです。
私たちの考え方・未来は無数に選択肢がありますが、その中から3つの提案があります。

タブレットで未来を選ぶ
幸せな未来を選択するのは私たち参加者!!
タブレットを使い、望む未来を選びます。
すると
すぐに集計され、未来が多数決で決まります。
なんと、選ばれた選択により変化した未来の都市の姿を見せてくれます。
どんな未来が選ばれるのかは、参加者次第!!
エンターテイナーが1人登場し、ナビゲートしてくれます。
定員:120名
ショー時間:約15分(推定)

編集長
未来シアター感想
テーマパークのようにエンターテイナーの演技が素敵で、ワクワクする雰囲気があります。
選べる未来の提案が3つあり、それぞれが、それぞれ正しく良い提案だったので、選ぶのに頭を使いました。
限られた時間での選択。
報道関係者向けには、前半部分だけの体験でしたが面白かったです。
オープンしたら最後まで体験してみたいと思います。

編集長
未来の都市:日立製作所

ミライアーケード
大型タッチパネルを使って未来ボールを投げて、未来を変える体験ができるゲームコーナーです

ミライアーケード
画面に現れる課題にあったミライボールを飛ばして、未来を変えることができるかな?

編集長
未来の都市:ホールC 未来の都市探訪

ホールC
巨大な顔。ロボットヘッドに乗り込んで、4つのストーリーが楽しめるコーナーがあります。
(実際には座席に座って鑑賞するスタイルです)

クリエイターが描く4つのストーリー
かわいい映像で、
・夢の乗り物
・循環型エネルギー社会
・つよく やさしい まちづくり
・だいちといのち まもりそだてる
をテーマに4箇所で座ってみることができる短編映像が楽しめます。

編集長
未来の都市:日本特殊陶業株式会社
私が各コーナーを体験して、一番 未来を感じたのは、こちらの企業のコーナーです。
空中感覚装置

触れる立体映像の紹介映像
立体映像は、科学館などで目にする機会が多いですが、ここでは空中に浮遊している映像に【触れている感覚】がある技術の初公開が行われています。
実際に体験してみると、クジラの背びれを撫でると、本当に撫でているような感覚がありました。
また雨が降ってくると、上から何かが落ちて手に当たる感覚がありました。
押し返されるような感覚や、水の冷感はないですが、確実にそこに何かが存在していることが分かるぐらい、感じました。

クラゲの映像に触れる
無鉛圧電セラミックスを使った超音波発生器により、直接触れているように体感できるそうです。
また写真では映像がぶれているように見えますが、これは裸眼3Dディスプレイで、体験者は3Dメガネをかけずに、映像が浮いているように見えます。
また超音波スピーカーで自分だけが聞こえる音が出ています。

イルカの映像に触れる
この触覚体験は、実際に体験しないと全く伝わらないと思います。
私も目の前の人が体験して、感動しているの後ろで見ていましたが、何がすごいのか、さっぱり分からなかったです。
でも実際に体験すると、驚きと感動でした。
空間に触れる技術が生まれるとは、想像もしていなかったのですが技術の進歩はすごいですね。
なお体験時間は1分間。おそらく1人1種類の体験となります。
空中感覚装置は1台しかないので、入れ替わりの時間を入れると1時間に30から40人ぐらいの体験となるでしょう。
※報道関係者向けの体験会では2種類体験させていただききました。
かなり並ぶと予想されるので、朝イチで行く方は最初に体験することをオススメします。
(パビリオンのほぼ一番奥にありますが、、、)
水と空気の循環パフォーマンス

水と空気の循環パフォーマンス
水と空気が姿かたちを変えながら、地球の未来を輝かせる映像とパフォーマー1名によるショーです。
映像と人の動きがシンクロしているので、映像ショーとしても楽しめます。

水と空気の循環パフォーマンス
3つの装置がキーになっています。
・SOEC:水から水素を取り出す装置
・メタネーション:水素と二酸化炭素からメタンを作り出す装置
・SOFC:メタンと酵素から電気と水を作り出す装置
これらの装置で水と空気が姿かたちを変えていく様子をご覧ください

編集長
未来の都市:川崎重工業株式会社

未来の公共交通システム ALICE SYSTEM
未来の公共交通システムが展示されています。
ALICE Cabinという乗り物に乗ると、乗り換えが必要な箇所だと乗り物が自動的に乗り継ぎをしてくれます。
乗り換えのストレスなく移動することができます。

未来の公共交通システム ALICE SYSTEM
車両の中は、未来の移動が体感できます。
ロボットアームで、飲み物を入れてくれたり、スマホを見やすい位置で持ってくれます。
また、窓には、映像が映し出されるので遠くにいる人と一緒に旅を楽しんでいる雰囲気も感じられられます。

編集長
未来の都市:関西電力送配電株式会社

ミライスコープ
未来の電柱がパビリオンすぐ前(屋外)に設置されています。
太陽光発電、風力発電の機能とAIカメラ、LEDパネル、携帯の充電ポットがある電柱です。
この未来の電柱の活用について、3つのエリアをARを使ったタブレットで冒険しながら、知ることができます。
テーマパークが選択できたので、ちょっとテンション上がりました♪
なおどこからスタートしても3エリア体験できます。

ARで写し出される世界
開始時には、自分の写真を使うか、手動でアバターを作ることができます。
そのアバターはARを使った世界に入り込んで、いろんなことをしている様子が見られます。
この体験はアバター作成を含めると所要時間8分ほど。同時に体験できるのは3人程度なので、入れ替えを含めると1時間に18人程度の体験になると予想されます。

編集長
未来の都市:株式会社神戸製鋼所

現在と未来のものづくり
大型モニターには、現在と未来のものづくりの映像ストーリーが楽しめます。

ものづくりの流れを精巧な機械仕掛けで
ものづくりの会社が作った機械仕掛けは、とても精巧に作られています。
ピタゴラスイッチのような装置のメカ版!!ぜひじっくり見て楽しんでください。

球体モニター

編集長
未来の都市:株式会社IHI

水の旅と火の旅
不思議な空飛ぶキューブに乗って、海・宇宙・ミクロの世界を駆け抜ける冒険映像です。

火の旅
かっこいい映像を見ながらアンモニアバリューチェーン(アンモニアの生成から輸送、利用までの工程)について知ることができるでしょう。
IHIの先端技術が知れるので、機械工学などに興味がある高校生・大学生にもおすすめかも。
約3分30秒
※少人数しか入れないシアターなので、とても並ぶでしょう。
未来の都市:青木あすなろ建設株式会社・株式会社小松製作所

未来の水中工事
未来の水中工事を行う最新型の水陸両用ブルドーザーが展示されています。
足元には、映像でミニサイズのブルドーザーが水底を綺麗にしていきます。
綺麗になった海には、魚が泳ぐ姿も映像で映し出されます。

未来の水中工事
水陸両用ブルドーザーは、自動制御やITC機能、遠隔操縦も可能です。
昔はディーゼルエンジンで動いていましたが、このブルドーザーの登場で川底や海底の工事がスピードアップするようです。

編集長
未来の都市:カナデビア株式会社

世界樹
世界樹に設置された体験装置で資源循環によって豊かになる未来の4つのストーリーが体験できます。

未来を生み出すストーリー
ストーリーを進めるには、画面に表示されたように体を動かしましょう。
うまくできると、ストーリーが進んでいきますよ
落ちてくるゴミに合わせた正しく分別できるよう、ゴミ箱を入れ替えるゲーム
生ゴミからエネルギーなど資源に変えるプラントなど、いくつかのステージを選択して、2つのゲームに挑戦
最後は、キャラクターと反射により自撮りが楽しめますよ。
体験時間 約6分

編集長
未来の都市:株式会社商船三井

商船三井
自然エネルギーの「風」からグリーオン水素を製造し運搬する大型模型
うちわで風を起こし、風量によって帆船が帆を回転させます。
6人ほどで同時に協力しながら体験!!
うまく風を送れると水素エネルギーが貯蔵されるクリア映像が見れますよ。

編集長
未来の都市:株式会社クボタ

完全無人で農作業を行う汎用プラットフォームロボット
完全無人で農作業を行う汎用プラットフォームロボットが展示されています。
人手不足や手作業が多い課題を解決することを目指すロボットです。
今では当たり前のように畑で姿を見るトラクタも1970年の大阪万博で展示され当時は斬新だったようです。
無人で農作業を行うロボットも、いつしか当たり前のように姿を見るのかもしれませんね。

昔から現代までの食事の変化について
年表で昔の人が食べていた食事、現在の人の食事がわかると同時に、カロリーなどの情報も表示されますよ
食生活がどのように変わってきたのか、料理の内訳も表示されるので、栄養士さんや料理好きな方にもおすすめかも

編集長
未来の都市パビリオン 予約の違いとは
未来の都市パビリオンには2つの申し込みがあります。
【「未来の都市」 参加型シアター入場付き】
【「未来の都市」 参加型シアター入場なし】
シアター以外の展示スペースだけ楽しむ予約枠と
シアターショーと展示スペースの両方も楽しめる予約枠があります。
シアターの体験が不要または、未来の都市パビリオンに行くことが優先するなら、パビリオンスペースだけ楽しめる予約でよいでしょう。
シアターは定員が120名と少ないので、午前中や昼過ぎの抽選はなかなか当たりにくいかも。
20分間隔での予約となっていて、一番最初が9時20分から40分の枠。一番最後が19時20分から19時40分の枠となっています。
シアター入場付き・無し ともに同じです。
5枠ある予約をシアターあり、なしで分散して抽選予約に申し込みしてもいいかもしれません。

編集長
まとめ・公式ホームページ
未来の都市は、たくさんの企業が合同で出典しているパビリオンです。
他のパビリオンとは違い、展示会のような雰囲気もありながら、エンタメ要素も多いパビリオンです。
所要時間はシアター入場付きが50分。シアター入場無しが35分が目安と表示されていますが、私は報道関係者向け内覧会で各アトラクションがあまり並ばない状態でも2時間半の取材可能時間めいいっぱい全力で楽しめたので、混雑している状況だと3時間から4時間ぐらい滞在しても楽しめるかも。
雰囲気だけ流し見で見るならシアター入場なしで35分ぐらいで十分だと思います。
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大阪・関西万博 パビリオン併設レストラン

テーマパーク専門家(とくにUSJ)、USJファンとしてテレビ出演や番組制作協力、映像、写真提供を多数行っています。テーマパーク・展覧会の報道関係者向け取材も多数行い、魅力を発信しております。
株式会社ハピエル 代表取締役。テーマパークメディア ハピエル 編集長も兼務。USJ開業当初から約24年間通う。公式ファンクラブUSJファン クリスタルランク認定。1年間に50回パークへ。USJ攻略法や混雑予想の情報発信も行う。東京ディズニーランドには27年間通っている。