ある退職教師のつれづれなるままに

ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

JUON NETWORK

2025-56 人生100年時代 なぜ働くのか。

2025年03月26日 | 日記

大船渡の山林火災がどうにか鎮火したかと思えば岡山、今治、宮崎、と各地でまた山林火災。懸命に消火活動に当たっている方々や現地の方々へ、天の恵みの雨が早く降ってほしいと願わずにはいられない。

昨日、ようやく東京地裁から世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に解散命令。22年7月の安倍元首相の銃撃事件で背後に統一教会への怒りからとの動機が明らかになった。あれから3年弱。ようやく解散命令。遅きに失する。これに自民党議員の半数がかかわっていたのだ。信者の選挙協力をあてに。・・・

人生100年時代65歳以上4人に1人が働いている。その理由は2人に1人が経済的理由。4人に1人が生きがいまたは社会参加、時間が有るから等々。何歳まで 70歳15㌫ 75歳まで3割 80歳まで2割 健康ならずーっと3割

長野県の伊那の産直を経営している方が印象的だった。そこは山村なので高齢者が多い。

しかし何故からその産直には郊外からまたは県外からも多くの方が訪れる。珍しいそこでしかとれないイナゴの佃煮など珍妙があるから。生産者は90才以上の方も元気で現役。しかし出荷する手段がない。そこで若い経営者が車で家にいき集荷をする。という仕組みだ。勿論自分で出荷する方も。週払い方式。お年寄りにとって、僅かでも働き、収入を得ることで社会参加になり生きがいとなって、いつまでも働くことにつながっているというのだ。

何もする事がなくてボーッとしている高齢者とほど遠い。働くとは何か。年齢で輪切りするものではない。生きがいを持ち続け社会と結びついているということ、それが人生を豊かで潤いのあるものにしている。ということを示唆しているような気がした。

 

 

 

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2025-55 「御上先生」とある映画の共通するもの

2025年03月25日 | 日記

 今週は花巻東、そして大リーグ開戦。何れも楽しみな試合だ。それにしても大谷フィーバーと年収153億とは桁が違う。夢を与える選手だ。さてこの陽気で雪もとけ、ミニ水仙が春到来をつげていた。

ドラマ「御上先生」ついに最終話。裏口入学を巡って官僚と教育界と政界の癒着。

ブログ17で紹介した「型破りな教室」と共通するものがある。謎解きも含まれついラストまで視聴。

舞台は東大に入学を目指すエリート高校。そこに文科相の官僚が赴任。その1年間で腐敗を暴き教育改革を目指すというストーリーだ。

生徒を前にいきなり話したのが少数エリートとは何か。国のために尽くす、弱者に寄り添い思いやりをもって人につくす。実際、東大卒業生は官僚への道は就職が年々さがっている。大手企業が多く、最近は起業家が逆に増えている。

次に注目したのが18歳の学びの姿。ヤングケアの実態、不正に立ち向かう姿勢、学力テストに向けて、

色々直面する課題に自分たちで解決策を考え、取り組む。その自ら考える、この姿勢が印象的だった。

型破りな教室と共通するものがある。問いから問いへ。それが実行力となり、解決していく。

直前の点数ではなく本来の学びの姿でありこれが真の学力をつける姿に近い。

問題提起をしてくれた「御上先生」だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2025-54 オリンピアンが教えてくれた水泳の面白さ

2025年03月23日 | 日記

飛ぶのではなく落ちるのだ

飛び込み教室、今回はオリンピアンがコーチである。

そのコーチは藤森太将さん。24才。メドレーでリオオリンピック4位。

30数名の参加。2時間の内容。ストレッチの後、50m4本アップ。

そして飛び込みの基本はストリームラインだ。

下、上、右横、左横と8本お腹を引っ込めて真っ直ぐ。6mラインぐらいまで。

下向きは楽、上向きは潜るので鼻から水をはき続けるのだが今回は水も入らず上手くいった。

横向きはターン時必要である。体がぶれると回ってしまう。足でバランスをとればよいこと。

次はターン練習。平泳ぎ、バタフライでのタッチターンのポイント説明。

片手は体にそって下に弓をひくような形。お尻を早く引きつける。一方の手は最短で素早く前に。

そしてストリームラインで前に。これを壁の向かって何回も一斉練習。時間を有効に使っていた。

いよいよ飛び込み練習。

段階ごとに。3グループで。飛ぶのではなく落ちること。

飛び込み台からスタートすると胸をうったり、腹をうったり・・・頭から入水するとズボッと音がする。

それで飛ぶという意識を捨てる。落ちること。その時の顎をひいてお尻、足を伸ばし手を頭をはさんで

お腹を引っ込めて真っ直ぐ落ちる。何回も両足揃えて繰り返した。

次に片足スタート。コツは同じ。お尻は高く。隣のコースでは上級の片足をけって上げ飛び込む練習。

次にバックのスタート。両手をスタート横のにぎりてを持って足を持ち上げる。そしてバンザイをして両手を水面に押し付ける。両足キック。スムーズにとびだすことができた。そしてらくなバタフライのコツも教わった。

 最後は模範泳法で拍手喝采。久々にとても楽しく、面白い2時間のレッスンだった。

時々色々な方々が教えてくれる機会があるのだが今回のような楽しさ、面白さを引き出すのはなんだろう。

藤森さんの父親は長年の日大のコーチで水泳の本が多数。そういうことか。父親に教わり方を自然に身につけ、だから分かり易かったのだ。

 

 

 

 

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2025-53 今年はもっと深刻に 米騒動

2025年03月22日 | 日記

昨日、いわて食農ネットワークの総会があった。

講師は湯川さん。早速1時間半、米に最近の動きについて学習があった。

アメリカ、などは米は200年の歴史。日本は1万年前から農法。

自然に合っている農法といえる。

米は商品である以上、需給で値段が動く。

昨年の需要700万トン中で300万トンは外食産業が使用。

問題はあるはずの21万トンが消えたことにある。JAにもない。

どこかの流通面で滞りストックしているのか、元々予定していた生産量が

品質悪化のため少なかったからか考えられると。

それで政府は備蓄米15万トン放出。その9割がJA農協が落札。

JAは備蓄米という名前でなく24年米という銘柄で販売すると。そのことをマスコミが報道。

政府は落札した側の自由裁量だと。ではなぜ名前をかえたかといえば

備蓄米では消費者に安い米と印象を与えるからだという。元々24年米なのだからと。

これが騒動の原因なのだった。政府も名前をJAと同じく扱いたかったようだ。

いやなことはJAに押し付けるとJA側から。それで15万トン市場に出回り

一たん落ち着くかといえば今年はそれ以上になるのではという予想をJAの関係者は語っている。

はたして今年はどうなるだろう。

それにしても米が上がっても末端農家ではあまり恩恵がないのだ。

年間利益が1万円、時給10円の米作農家の現実。

このままだと、後10年で米の作り手が消えるという。

国民的課題である。

3月末、トラクターデモが東京で実施予定であるという。

 

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2025-52 小さな喫茶店で小さな朗読会

2025年03月22日 | 日記

ある小さな喫茶店。創業25年の陽だまり。場所は上田公民館。

今月末で閉店。公民館の耐震工事のためにバスセンター3階内に移転なそうだ。

この「ひだまり」の喫茶店と公民館はつながりがある場所だった。現役の頃、毎月、朗読会を開催していた場所なのだ。

2015年までの10数年間続けていた。講師は元1BCの前田正二アナウンサー。時々コーヒーを注文していた。

懐かしい会場だった。

6年前、ここを会場に「ひだまり朗読会」が始まったそうだ。

それで今回移転するということでの感謝の朗読会になったそうだ。

朗読者の教材にも興味があった。どんな本を読むのだろうと。

限られた時間なのでエッセーが多かった。

新川和江、向田邦子、茨木のり子 石垣りん、どれも大好きな作家だった。

今回の中で新鮮だったのが沢村貞子の「私の台所」と

高橋院長のエッセー「ゆとりがおかクリニック」だった。早速本を借りて続きを読んだ。

 

 

 

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