シェーン(1953)

シェーンは左手の薬指に指輪をしています。

左手薬指に指輪をしているという事は既婚者の証と考えてシェーンには実は妻がいる或いはかつていたと考える人がいるようです。

が、結論から言えば深読みのし過ぎです。映画を観る限りそのようには読み取れません。

この大きく目立つ指輪は結婚指輪には見えない。では何なのか?

当時、どんな役柄でも結婚指輪は外さないと誓っていたハリウッドスター(エリザベス・テイラー、ローレン・バコール等)がいたらしいです。

シェーン役のアラン・ラッドも結婚指輪をカバーするリングを作って付けていたというのが真相のようです。

 

スティーブ・マックイーンも結婚指輪をカバーするリングをしているのが幾つもの映画で確認できます。

マックイーンの絶対の危機(ピンチ)(1958) 


マックイーン初主演作でティーンエイジャー役

 

荒野の七人(1960)

 

大脱走(1963)

 

というわけで、シェーンの指輪の謎が解明されました。

 

次回は、シェーン死亡説について。

結論だけ先に書くとシェーン死亡説・・・デタラメです。指輪と同様 深読みし過ぎ