タメオの500F2は赤地に白ナンバーだけというシンプルな外観なので、ノーズのエンブレムくらいは洋白板で別パーツにして、四角く穴を開けたスペースに落とし込んでアイキャッチにします。
キットではサスアームの出口カバーが省略されているので、0.15mm厚の洋白板を切って叩いて再現しました。
ゴムシートの上で丸棒を当てて叩いてカーブを作り、あとはフラットノーズプライヤーで少しずつ曲げたり戻したりしながら形を整えていきます。
タイロッドが通る開口部は、小さめのドリルで開けた穴をモーターツールで徐々に広げ、最後は細いダイヤモンドやすりで仕上げました。ここでカウルにラッカーのサフを吹いて面のつながりを確認、サスアームの接合部には瞬間接着剤を流して車高を固めます。
よく見るとドラムブレーキが斜めになっており、これはロアーアームに追加したボルトヘッドが当たっていたせいで、干渉部分を削り込むことで回避できました。
3Dプリントで作ったタイロッドのステイは、いざ組んでみると長過ぎて合わないので短めに作り直し。塗装はグロスブラックの上からメッキ調塗料を軽めに吹いて仕上げています。
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