オトナメルヘンチック。

「パンがなければ作ればいいじゃない。」

夢心地でシュールな日常
2015年 トーキョー

台湾:プロローグ

2016-05-23 01:11:02 | 台湾

ちゃお!ゆきです。

台湾旅行記、はじまるよー!


(絶対みんな写真とるお決まりスポット、九份!)


いやあ、わたし、フランスに行くまで、アジアに興味がほぼありませんでした。特に東アジア。旅行のガイドブックを見ても、美味しいものとか、お買い物のページをぱらぱら見て、ふーん、そうかあ・・・みたいな。
 
だって日本とあまり大差ないし。とか思っていました。(無知って怖いね。)
 
しかし、フランスで中国人(ウィグル含む)、韓国人、台湾人、タイ人、ベトナム人・・・などなど、アジアの国々の友人ができ、彼らとともにおフランス生活をともにするわけです。語学学校は様々な国籍の学生が所属しているので、アジアでくくらず、きちんと日本~、中国~など、出身国を意識して接してくれたので、「ああ、わたし日本人なんだ・・」と常に意識をもっていられました。
彼らのおかげで、自分の出身国に誇りを持てたし、お互いの文化に興味を持ち、いろいろと学ぶ事が出来ました。
 
留学生も日本のサブカルチャー好きな人が多く、唯一の日本人であるわたしは、結構いろいろな質問をウケたのでした。みんな好奇心旺盛!
 
よく考えるとサブカルチャーがここまで浸透するって日本すごいなあと思うよ。確かに言われる通りに平和ボケだし、ふわふわしているし、「えっと~・・・う~んとお・・・」ってTHE曖昧の国JAPANと馬鹿にされがちですが、漫画とアイドルとファッションとゲームでこんなに愛されるってすごいことだよ。
 
 質問は例えば・・・
 
・ゆきー!!!なんで、日本人のJKはミニスカートなの??
→・・・かわいいから。(たぶん)
 
・なんでお弁当もかわいいの?
→・・・かわいいから。(もはや理由ではない)
なんででしょうね。キャラ弁禁止の幼稚園も出て来ているくらいだし、親同士で競い合うという見栄の張り合いになっているらしい、なんていう社会現象についてはだまっておきました。
 
・AKBの写真を見せて、なんでアイドルはみんな同じ髪型なの!!!!これ(わたしの姫毛を触りながら)はなんであるの?
→・・・かわいいから・・・。(どうしろと)
 
まともな回答がない・・・。(苦笑)
 とりあえず、日本に興味を持ってもらっているというのは嬉しい事です。
 
アジア人留学生の中でも、特に仲が良かったのは中国人の女の子2人組。
黒髪ストレートで超絶かわいいドルヲタで日本大好きショー・ショーちゃんと、髪をピンクに染め、フランスでもリズリサとロリータ服を着こなす四川出身のリン・シャーちゃん!
 
なんかもう、まさに、類は友を呼ぶといいますか・・・全員kawaiiが好きなのです。
中国について興味をもったのは、二人のおかげ。
 
※ちなみにショー・ショーのように、同じ音を繰り返す名前(リン・リンとかラン・ランとか)は、あっちでは、かわいい!!!らしい。ですので、女の子同士仲良くなると、名前の一部を繰り返して呼ぶのが、仲良しのサインらしい。だから、リン・シャーは「シャ・シャ」というあだ名だった。(ちなみにわたしは「ゆき」なので・・・すでに短いので、ユキユキとかユユとかありませんでした。ちょっと残念!)
 
中国コミュニティは、とにかく大きい。ちょっと羨ましい。各街には中華街がある。わたしのいたリヨンにももちろんあったし、アジアン・スーパーマーケットもある。(日本の食材は、こういったスーパーにちょこんと、それも高額で売られている。)
中国人同士のコミュニケーションは北京語ですが、わたしと話すときは必然とフランス語になるので問題なし!
 
空き時間に彼女たちのアパルトマンに遊びにいくと、お前それどこで買ったんだwという具合のドでかい中華鍋でランチ作ってくれました。実際にわたしも持たせてもらったけれど本当に重かった・・・毎日これ振ってタラ筋トレになるよ。お母さんに持たせてもらったらしい。(四川からはるばるやってきたんだと思うと、感慨深いです・・・)
 
簡単で美味しいのは、スクランブルエッグ×トマトの炒め物!
 
あとは、うどん×ひまわり油×砂糖×すだち×醤油(?)の麺料理!名前はわかりません・・・学生なので、ランチはちゃちゃーっと食べて、お部屋でまったりして、午後の授業に向かいます。
 
二人とも、とってもマイペースです!基本、アジアの学生たちは真面目だと思うけれど(ヨーロピアンと違って時間にはルーズではない)、オンオフの切り替えがすばらしい。意見もはっきりしています。サブカルだけではなく、まじめなお話もできたりして・・・出会えてよかったなあと思っています。
中国語も少し教えてもらえたし!
 
ちなみにロリータのリン・シャーは突然、「わたしにリヨンは地味すぎて似合わないわ!」と、突然ヨーロッパを周遊。最終的にニューヨークに行ってしまった・・・びっくりです。
 
 
というわけで、今回の旅行記に全く関係のない、フランス生活の思い出になってしまった・・・でも彼女たちのおかげで中華圏に興味をもつようになったのだ!
 
さて、なんで上海でなく、台湾に行ったのか?
 
まず、中華圏に行きたかった。これは事実です。
しかし上海に行かなかった理由は?(上海にも行ってみたい)
 
まず、突然ですが、PerfumeのClingclingという大好きな曲が台湾で撮影されていたということ。たいていは、「千と千尋の神隠し」の原作ということで台湾が選ばれることが多いけれど、わたしはPerfumeでした。
そして、アンアミンという台湾人の女の子MINちゃんがボーカルのバンドにはまっていたということ。
 
次、シノワズリデザインにとても興味があり、とくに台湾の花生地を見たいと思っていたこと。
チャイナ服とか、中華デザインってかわいいなと。手芸の材料を仕入れたいと思っていたし、調べるといろいろ行きたい通り、地域もはっきりしてきて、具体的になってきた。
旅行に行く前は、google mapを使って、行きたい場所に星印をつけるのだけど、だいぶ、星マークでにぎやかなマップになってきた。
 
現代アートにも力を入れているみたいだし、懐かしさと新しさが入り交じる街、台北を見てみたい・・・それにお菓子も美味しそうだし!!!!行った人みんな「よかった」って言うし・・・!ということで、決心。
 
スカイゲートでうりゃおい!とチケット購入し、GWにびゅーんと行ってきました~!
(前置き長い!!)
 
わ~~!
 
 
三つ編み×チャイナシャツ。(コスプレじゃなくて日常用だよ!)
気分をあげる為に購入。
 
カンフーでも始めたの?って職場でよく言われます。
・・・そうだね、セクシーチャイナというより完全にカンフー着だね。
 
 
と、いうわけでようやく、本編のはじまりはじまり~!

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