hokutoのきまぐれ散歩

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尻上がりに好調な阪神タイガース〜阪神ファンの戯言

2024-05-02 05:00:00 | 阪神タイガース
プロ野球ペナントレースも3月30日に開幕して約1ヶ月、セリーグの各チームは24〜27試合を消化、対戦も2巡目が終わり、3巡目に入る段階となった。

我が阪神タイガースのスタートはあまり芳しいものとは言えず、初めの14試合で5勝8敗1分と借金3であった。先発も全体的にピリッとせず、開幕は初戦青柳投手・2戦目大竹投手が投げて2連続完封負け、その後も昨年MVPの村上投手が3回ノックアウト(対DeNA)、伊藤将投手が2回ノックアウト(対広島)など厳しいスタートとなった。

しかし、阪神には底力がある。①まずは今年も3連敗がない(引分を挟むと1回のみ)点、②さらにローテーションも青柳→大竹→才木、村上→伊藤将→西勇輝と6人で回している点(25日のヤクルト戦の結果を受け、青柳が二軍落ちしたため、今週末は始めて異なる投手が先発する)が挙げられよう。先発6人のローテーションが固まったチームはセリーグには他にない。



では低迷の要因はというと打力不足、得点不足だろう。クリンナップである3番森下、4番大山、5番佐藤輝明の打順で3人とも1割台だったことすらある。4月7日から18日まで10試合で総得点が15点、1試合平均1.5点といった状態。しかし、得点が取れない時は守り勝てばいいという意思統一はできていて、この間の勝敗も4勝4敗2分と決して勝敗は悪くない。



打線の悪い状況が好転したのは4月19日の中日戦、初戦で7-0、さらに15-2、3-0と3タテしてからである。さらにこの中日戦以降は先程の青柳の負けが1つあるのみで13試合で10勝1敗2分できているのである。

先発投手の話を書いたが、リリーフ、セットアップ、クローザーも秀でている。肝心なところで相手のチャンスを最低限に抑える桐敷と加治屋、流動的に使いながら8回9回を抑える岩崎とゲラ、これだけのピッチングスタッフを揃えられるシーズンは滅多にないだろう。



他チームの中で怖いのはやはり巨人、数年前と異なり、ピッチングスタッフの若返りに成功している。ベテラン菅野はもちろん頑張っているが、戸郷、山崎伊織、高橋礼、横川の先発陣、クローザーの大勢、セットアップの中川、船迫、西舘、堀田と揃いつつある。ただ、一方ではグリフィン、メンデス、赤星あたりの出遅れ感は否めないが。打てない打線も岡本を中心に徐々に点を取ることができるようになりつつある。

一方でスタートは良かったが、投打とも全体的に調子を落とし始めた中日、打線はいいが投手力がついてこないヤクルト、先発投手に翳りが見えるDeNAなどは抜本的な対策が迫られるだろう。



阪神の4月を終わったところの成績を年度比較するとロケットスタートに成功した21年の20勝9敗・勝率.689には及ばないが、優勝した昨年の13勝10敗1分で勝率.565よりはかなりいい。(今年は15勝9敗3分、勝率.625)

今月28日からは苦手な交流戦が始まるが、昨年の7勝10敗1分は何とか上回る成績を残して欲しいものだ。(数字は4月30日までのもの)


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