ジュニアの話がしたかったので

こんばんはフィギュアスケート好き主婦kokoanです。


世界選手権、日本選手がボストン入りしたという情報が入り、いよいよ迫ってきたことを実感します。


毎日新聞より画像拝借、佐藤駿選手↓

落ち着いた、穏やかで良い表情!


 大丈夫!という感じがします。


…実は、こんな時期になんですが、3月初旬にもう試合を終えている世界ジュニアのお話を、ずっとしそびれていまして、今日は簡単に喋っておきたく。


一言でいうと、思ったより男子も女子もハイレベルで驚きました。


ジュニア選手というと、アクセルジャンプは、男子でもダブルは普通のことで、転倒する選手もちらほら見かける、ちょっと前までそんな印象だったのに、この世界選手権では、女子でもトリプルアクセルや4回転ジャンプに挑戦する選手もいるし、男子の上位は、トリプルアクセルはもはやできて当たり前になっていて、4回転を飛べる選手もたくさんいました。


そして、特に男子のショートプログラムで驚きだったのは、上位選手はとにかくミスをしなくて、どうかするとシニアの選手より完成度がすごいかも?!と思ってしまいました。


今や記憶がだいぶ薄れましたが、その薄れた記憶の中でも心に残っている選手をこそ取り上げることにしました。


そんなわけで今回は、日本の出場選手は全員しゃべる、というこだわりは捨て、記憶に刻まれた選手のみ喋ります。


男子。


ISUほかインスタより、画像拝借↓

中村俊介選手。


ショートもフリーも、今までになく熱い思いが伝わってくるような気迫あふれる演技で、正直、俊介くんに対してこんなことは初めてでしたが、目頭が熱くなりました。


あそこまでレベルの高い試合でなければ、俊介くんが表彰台に乗ってもおかしくないと思えるような素晴らしい演技でした。


ISUほかインスタより、中田璃士選手↓

優勝宣言をしていた璃士くん、有言実行お見事でした!


大きな目標を公言する場合、力みすぎてしまって、思うような結果にならないこともよくありますが、璃士くんには、やり遂げる強さがあることを再認識しました。


ちなみに、歴代の世界ジュニア王者、日刊スポーツさんから拝借↓





ISUほかインスタより、アメリカのジェイコブ・サンチェス選手↓

ジュニアらしい、はつらつとした元気いっぱいのスケート、見ていて気持ちいいです。


明るい笑顔や姿勢の良さ、そしてお顔立ちがハビエル・フェルナンデスさんに似ているような。


璃士くんのインスタより、仲良しジェイコブ&璃士↓

ジェイコブくんが身に着けているコラントッテネックレスは、璃士くんにもらった物だそうです。


ライバルで親友、そういう関係性をフィギュア選手たちの間ではよく見受けられ、私はフィギュアスケートのそういうところにも惹かれています。


ISUほかインスタより、ミ・ソンギュ選手↓

前から注目していた選手です。


滑り方が好みだなあと思っていたら、パトリック・チャンさんにレッスンしてもらったこともあるようで、将来性を感じます。


今回このショートプログラムを見て、スピンでも表現ができる選手なんだなと舌を巻きました。


選手のスピンは、とかくレベルを取るためとはいえ、必死に回っていて余裕がない感じだったり、逆に回転数はクリアしてるのかもしれないけど回転が緩慢な感じであったり、この頃、面白味がない傾向を感じます。


昔の選手のほうが、もっとスピンを表現として巧みに用いることができていたような。


ソンギュくんのスピンは、ちゃんと"演技"になっていたのが素晴らしかったです。


ISUほかインスタより、カナダのアンソニー・パラディス選手↓

彼は、リンクを劇場に変える力を持っていると思います。


役に入り込み、完全になりきっているのを、コスチュームやメイクも徹底させて、アピールしていて、個性的な動きで強烈な印象を残しました。


表現の方には、既に十分、非凡な才能を感じるので、今後は高難度のジャンプを是非ものにして、もっと上がってきてほしいです。


ISUほかインスタより、ニュージーランドのヤン・ハオ・リー選手↓

今回、奮いませんでしたが…お気に入り。


ビールマンスピン始め、スピンが特に良いです。


ボーヤン・ジン選手にちょっとだけ似ていて親しみも感じます。


女子。


なんといっても島田麻央選手!


↑ISUほかインスタより、こちらショートプログラムですが、特にこちらが印象深いです。

麻央ちゃんは、史上初の世界ジュニア3連覇を達成したうえ、フリーではトリプルアクセルと4回転の両方を決める快挙。

フリーも勿論、最高でしたが、私はショートに挑む前の麻央ちゃんのお顔が、穏やかでとても落ち着いていたのを見てハッとし、始まる前ではありましたが、彼女は絶対、3連覇を達成すると確信しました。

そして、ショートの演技じたいも、今まで見た麻央ちゃんの演技の中で、いちばん良かったです。

とにかく表情が生き生きしていて、楽しそうだったんですよね。

来年の五輪に出られないほど若くして、既に偉大な選手です。

ISUほかインスタより、韓国のシン・ジア選手↓

常に麻央ちゃんと表彰台争いをしているイメージだったジアちゃんは、今シーズン不調で、グランプリファイナルにも出ていませんでしたが、世界ジュニアで底力を見せつけました。

もともと美しいスケートをする彼女がクリケットクラブへ行ったのを知った時には、最初は大変かもしれないけど、より洗練されたスケートになるだろうと楽しみでした。

ジアちゃんも、キム・ヨナさんが師事したブライアン・オーサーコーチから学びたかったのでしょうか?

まだまだこれから美しく花開くジアちゃんのスケートが見られそうです。


ちょっと時間切れ(笑)。


少々やり残した感じはありますけど、世界ジュニア話はこの辺で。




 

 

 

 


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それではまた!