こんばんはフィギュアスケート好き主婦でフラダンサーのkokoanです。
今日は、町田樹くんがアイスショーの現況と将来の展望について語られた記事を興味深く読みました。
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/80499
町田くんは、パフォーマンスなしの普通の取材の時ですら、ただ写されるだけではなく、表現者としてのポーズを必ず取っていて、こんなところにも彼の独自性が感じられます。
もうフィギュアスケートで人前に出ることは殆どない町田くんですが、彼ほどの人が、ただ学問に勤しむだけの日々を送るはずはなく、今はバレエに取り組まれているようですね。
バレエを踊る人特有の、背中にものさしを入れているかのようにピシッと伸びた背筋を町田くんも持っていらっしゃるので、立ち姿一つとっても彼が普通の学者ではないことは一目瞭然です。
さて、町田くんはスケーターとしても勿論すばらしい足跡を残されましたが、私は彼がフィギュア界に多大なる貢献をしているのは、現役の頃よりむしろ今、そしてこれからだと思っています。
スターがお客さんを集めるアイスショーに限界が近づいていることは私も感じてきました。
例えば、浅田真央ちゃん、羽生結弦くん、高橋大輔くん…みんな本当なら100年に1人、出るか出ないかくらいの天才といってもいいレベルにあると思うのですが、そんな人たちが何故か今の時代に集中的に現れていて、その恩恵に私たちは浴することができていますが、彼らも人間である以上、ずっとパフォーマンスを続けられるわけではなく、彼らが氷上から去った後、同じくらいに人々に影響を与えられるスケーターがあちこちから輩出されるなんてことは、もともと100年に1人レベルだけに流石にないでしょう。
そうなった時に、旧態依然としたアイスショーが立ち行かなくなることは明らかで、何か別のやり方を考えなくてはならないと思います。
その現状を、町田くんは学問の力で客観視し、冷静に今後の展開を予測と同時に提案されています。
こういうアプローチがフィギュア界に生まれたのは今の時代の要請にかなったものになっていると思います。
それにしても、真央ちゃんは、天才中の天才なんだなと町田くんの記事を読んだ後につくづく思いました。
真央ちゃんがアイスショーで他に先駆けてやってきたこと、やろうとしていることの数々は、今後のアイスショーの将来に向けての提案に溢れています。
浅田真央サンクスツアーの時は、スケートリンクのある所どこへでも出かけて行ったり、料金を安くしたり、赤ちゃん連れもOKだったり、と、今までならありえなかった設定で開催されました。
BEYONDでは、映像とスケートのコラボレーション、振り付けをフィギュアの振付師ではない人に依頼、90分(でしたっけ?)で休みなく一気に見せる演出など、今までアイスショーで取り入れられなかった見せ方にも取り組んでいました。
そして、真央ちゃんの場合、演出も衣装もグッズも殆ど全てのものをプロデュースし、共演するスケーターたちへの指導にまで及んでいるのですから、1人の人間ができる限界を完全に突破していると思います。
真央ちゃんの他にも、共通する試みや今までにないアイデアで行われるアイスショーが誕生しましたが、真央ちゃんしか成し得ていないことがあります。
それは、競技者としては無名でも、ショースケーターとしての魅力を持つ人たちを発掘し、その人たちの才能を花開かせ、プロスケーターとして成長するところまでショーの公演を重ねる中で成し遂げてしまったことです。
スケーターであり、振付師であり、衣装やグッズのデザイナーであり、舞台演出家であると同時に指導者でもある…こんな人を私は他に知りません。
真央ちゃんって、ほんとにすごいな〜なんて思っていたら、こんな記事に出会いました↓
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6498438
この記事の見出しに「愛」とありますが、私は前々から真央ちゃんを愛の人と思って見つめて来ました。
真央ちゃんのスケートの根底にあるものは、まさしく「愛」以外の何ものでもないと、ずっと感じて来たのです。
真央ちゃんの新しいアイスショーEverlasting33。
またきっと大成功を納めることでしょう。
この目で是非とも見たいけど私は他県への遠征は難しいので、真央ちゃんのふるさと、ここ名古屋から応援しています。
名古屋といえばの朗報も、今日キャッチしました↓
https://mainichi.jp/articles/20240419/k00/00m/050/042000c
来年のグランプリファイナルは名古屋で開催だなんて…これは行きたいかも。
試合って実は生で見たことがなくて。
今後、この件については熱視線を注いでいきたいと思います。
真央ちゃんに戻りますけど、秋にはマオリンクもできるとのことで、後進の指導への準備も着々と整ってきていますネ。
先走るようですが、真央ちゃんの志を継ぐ人がマオリンクから是非とも育ってほしいものです。
ここでフィギュアから脱線。
私は、真央ちゃんと少し近い人を身近に1人、そういえば知っているなと思い直したのです。
それは私のクムフラ(フラの先生)。
先生は、踊りの指導は勿論、衣装コーディネートも含めた演出を大所帯でありながら全て手がけると同時に誰よりも美しく舞うフラダンサーです。
その先生も、今すぐのことではないものの、後継者のことを少しずつ考え始められているのかなと、ちょうど今日、思ったところでした。
今日はこんなところで。
楽天、今日はお気に入りの食べ物を↓
それではまた。