家出や失踪にネットカフェ・漫画喫茶の存在は大きいと私は感じていました。
様々な情報から、失踪者を吸いこんでしまう入り口であり、家出人の巣穴の様に思えたのでした。
だから、捜索せずにはいられなかったネットカフェ・漫画喫茶の捜索方法、捜索計画をまとめてみました。
捜索困難なネットカフェ・漫画喫茶の捜索方法
ネットカフェ・漫画喫茶捜索の難しさを知る
都会のネットカフェ・漫画喫茶に、家出人が集まるといった話をテレビのドキュメンタリー番組で見たことがありました。
もっとも安く寝れる場所であると紹介されていました。
だから、息子が東京へ家出したのであればネットカフェ・漫画喫茶で夜を明かしているだろうと私は考えていました。広い東京と言えども、夜居る場所は限られるのであれば、見つけ出すのも難しくはないかもしれません。
ところが、ネットカフェ・漫画喫茶の捜索は至難です。
その理由は、
捜索に非協力的
警察でさえ立ち入ることが出来ない
という2点にあります。妻と二人で真夜中、渋谷に赴いた折、とくと知らされました。それ故、実質的に家出人の隠れ家となっていると私は感じました。
私たちの様に、親が家出した子供を探しに来ているのでしょう。漫画喫茶の受付では、断り方がマニュアル化された様な応対でした。
関連記事 参照) 真夜中の東京を家出人の捜索
しかし、東京を捜索するならば、ネットカフェ・漫画喫茶はどうしても避けられないと強く思う様になりました。
妻と真夜中の都会を歩き回ったのは、全くの無駄ではなかったのかもしれません。見聞きしたことが、その後、東京を捜索しに行く時に大変役立ちました。
ネットカフェ・漫画喫茶 捜索計画
私はネットカフェ・漫画喫茶の捜索を下記のポイントをふまえて行う計画を立てました。
ネットカフェ・漫画喫茶捜索方法
チェーン展開しているネットカフェ・漫画喫茶に絞り込む
ネットカフェや漫画喫茶を初めて利用する時に、入会金がかかります。チェーン展開している店ならば、新宿、渋谷、池袋 等に移動しても会員証をみせればどこでも利用できます。入会金は数百円なのですが、無駄にお金は使いたくない筈です。
特に地元にある系列店を優先して探す
また、地元で息子は既に会員になっているネットカフェがあると思えるのです。財布の中に会員証がある漫画喫茶に行く可能性は大きいと考えたのでした。
ネットカフェのサイトを見ると、実際に漫画喫茶に泊まってみればなんとかなるかもしれないと思えて来ました。
実際に夜を過ごして、店内で捜索する
フリードリンク取りに来たり、漫画本を選ぶには、ブースから出てこなければなりません。それら共用スペースに居れば、息子に出くわすことができるかもしれません。
後姿だけでも見れば、息子かどうかは分かるでしょう。ブースは必ずしも扉がついている所ばかりではないので、店内を歩けば情報収集できると思えたのでした。
朝、ネットカフェを出た後の居場所を探す
私は朝、7時前にはネットカフェをチャックアウトする計画でいました。
早く店を出れば料金は安く済みます。朝ならマクドナルドの100円コーヒーで長々と休んでいられると考えたからです。早朝は座席も空いているので居心地が良さそうです。
マクドナルドや公園などを捜索すれば、息子がいるかもしれないと考えたのでした。そしてそれに加えて、山手線の電車内も捜索有望候補地にあげました。
ネットカフェ・漫画喫茶捜索に用意するもの
実際にネットカフェ・漫画喫茶捜索して分かりましたが、用意しておいた方が良い物があります。
以下の5つを持参すると良いでしょう。
- 空気枕
- 耳栓
- アイマスク
- 防寒シート
- 双眼鏡
防寒シートはアルミ製のものが100円ショップにありますが、音がパリパリするので迷惑になります。
同じアルミ製でも織り込んだシートがありますので、そちらがいいでしょう。広げるとかなり大きいです。同じ大きさの毛布を持ち歩くとなると大変です。
私が泊まった時は漫画喫茶内は寒かったです。それなのに毛布は貸してもらえませんでした。上掛けは持参した方が良いです。
関連記事 参照) 眠れなかった池袋の漫画喫茶
そして双眼鏡は、宿泊した翌朝、漫画喫茶から出てきてから使いました。
マクドナルドの窓越しのカウンター席から外を見る時などに便利でした。そこは2階なので、前の道路を歩く人を良く見る事ができました。双眼鏡を使えば、息子かどうか確認し易かったです。
家出人の捜索には双眼鏡は必需品です。
家出人失踪者捜索方法