やきとり家 すみれ@武蔵小杉 | ディックの独白 / Dick's Monologue

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これは食べなきゃ損するで

 

神奈川県は武蔵小杉にやって来ました。

もちろんひと仕事終えてのこと。東京在住の友人と旧交を温めるために飲む約束をしていたら、この街に呼び出されたのです。

 

武蔵小杉と言えば、交通の便の良さから人気沸騰しているエリア。住みたい街ランキングでもトップ10入りをしています。今でこそ超高層タワーマンションが並び、商業施設も充実していますが、僕が東京赴任していた10年前は駅前開発工事も真っ最中で、なんとなく忙しいイメージが残像のように脳裏に残っていました。

 

※Googleマップよりお借りしています

 

そんなホットな街に呼びつけるくらいなので、超高層階のレストランでの会食かドレスコードのある会員制のお店でのパーティかな~と東京赴任時代を回顧しながら缶コーヒーを手にして駅改札を抜けると、そこに待ち構えていたのがブガッティ・ヴェイロン。

4基のターボチャージャーを搭載するW型16気筒 8Lエンジンがゴロゴロと喉を鳴らして僕をお出迎え。なんだ、パーティ会場は別の場所か と言いながらボディをひと撫でして助手席に乗り込むと、それまで猫なで声だったエンジンが咆哮を上げ、路面にブラックマークを残して一気にスタート。僕達が向かったのは…

 

<ブガッティ・ヴェイロン>

 

と、そこで白昼夢から覚めました( ゚Д゚)   手にしたコーヒー缶からは、まだ湯気が立ち上っていたわ。

 

 

武蔵小杉駅で落ち合った友人とは4、5年ぶりの再会。

東京赴任時代、ゴルフや飲みなどよく一緒に遊びたおし、気心が知れている仲。挨拶はいつも、全然痩せてへんやんけ! とお互いの腹回りを指摘することから始まるパターン。この日もその挨拶から始まった。

 

その友人が連れていってくれたのは、どんな街にも必ず存在する飲み屋街。それが武蔵小杉であっても。

 センターロード小杉

 

あらゆる飲み屋が密集していて、喫煙するおっちゃん達が路上にたむろしていて、呼び込みもいて~と完璧な飲み屋街。その一角にこの日訪問するお店がありました。それがここ

 

 やきとり屋 すみれ

 

鳥取県の銘柄鶏4種のひとつ 大山どりを使っています。飼料にこだわり、ブロイラーよりも長い飼育日数で育てることで、銘柄鶏を名乗ることができるのです。つまりそれだけブランドにこだわっているため、その鶏が美味くないわけがないのです。

 

 

そしてこちらは全国に76店舗を展開するチェーン店。大阪も、高槻と福島に2店舗があります。

 

 

焼鳥屋でもインテリアに全くの隙がありません。カウンターチェアが並んでいるところをみると、バーを連想してしまいます。

 

 

お通しとして、千切りキャベツ。これお代わり自由と聞いた途端、僕らはがっつくようにキャベツのとりあい。結局、この日これを4皿完食。ベジファーストやな とお互い言い聞かせるように繰り返していたけど、それが4皿の免罪符にはならない。

 

 

ビールが来る前にひと皿目を完食してお代わり。

 

 

ビールと共にサーブされた2皿目のキャベツ。塩だれが美味い。

 

 

 

せせり ぼんじり ひなトロ

 

オーソドックスなところから攻めます。僕にぼんじりの美味しさを教えてくれたのが、この友人。だから二人で飲み食いするときは、ぼんじりを注文するのが常。

 

砂肝

 

普段は無口な僕でも、雄弁な奴と一緒にいるとつい口を開いてしまうのです。しゃべるか、飲み食いするか、どちらかにせえと言われたとしても二人ともいうことを聞かないでしょう。

 

つくね

 

結構濃い味だから、お酒が進みます。でもこんなタレ系が大の好み。

 

かわ せせり

 

なんとなく、絵面がずっと一緒。同じ種類のものを繰り返し注文しているからでしょう。二人ともネチッコイので、しつこいのです。

 

このハイボールは薄い。ダブルにしてと言ったけど、できないのですと申し訳なさそうに言われました。

 

 

ぼんじり

 

また注文してしまった。(-_-;)

 

ねきま せせり

 

 

かわ

 

このかわとか、秋吉の白とか、とにかくクチャクチャの食感がたまらなく好きなんだな。

 

 

1時間20分の滞在。ご馳走様でした。

ぼんじりにかわと、好きなものばかりを食べるのって、これぞ外飲みの醍醐味。今度は大阪の店舗にでも行ってみようかな。